パッシブは、転職しても消えない強さ
パッシブスキルとは、職業を変更しても有効なステータスアップや、全職業で使える特技のこと。
ふだんは魔法使いをやっていても、戦士で取ったパッシブは魔法使いのときにも効いている。転職で消えない。この積み重ねが、キャラの土台になる。
名前に専が付いていないものが対象
見分け方は簡単。
ゲーム内の表記で、名前に専が付いていないスキルとステータスアップが、パッシブスキル。
逆に、専の付いたものは、その職業でしか使えない専用スキル。この一文字を見るだけで、引き継がれるかどうかが分かる。
1職を極めるより、多職を薄く上げる
ここが、ドラクエ10の育成の肝。
強くなっていくには、どれか一つの職業のレベルを伸ばすだけより、いかにたくさんの職業のパッシブを取るかが重要。
メイン職を200まで上げても、他職のパッシブを放置していたら、土台がスカスカ。逆に、多くの職を軽く育ててパッシブを回収すると、どの職に就いてもステータスが底上げされる。
ここを飛ばすと、ずっと弱いまま
成長期には、真っ先に全職業のパッシブスキルを回収することで、戦闘能力の底上げを図れる。
これを知らずにメイン職だけ育てていると、なんだか強くならない、という壁にぶつかる。原因は、たいていパッシブの未回収。土台を積まずに、上だけ伸ばそうとしている状態。
最短の取り方は、レベル上げじゃない
多くの攻略記事は、レベルを31から34まで上げろ、と書く。それも正しい。でも、今はもっと速い道がある。
レベル31から34で主要パッシブが取れる
まず基本の数字を押さえておく。
各職業をレベル31まで上げれば、スキルポイントが82に到達し、主要なパッシブスキルを取れる。一部の職ではレベル34が必要。
昔は、これが唯一の方法だった。全職をコツコツ31以上まで上げる。地道な作業。
でも職業クエストなら100ポイント
ところが、システムが改修された。
現在は、職業クエストを全てクリアすることで100ポイント付与される。
レベルをどれだけ上げるかに関係なく、職業クエストをクリアするだけで、100ポイントがドンと入る。このポイントで、パッシブがまとめて取れてしまう。
しかも、この100ポイントは武器スキルにも振れる。パッシブを取ったうえで、まだ余る。
だから職クエを先に回す
つまり、結論はこう。
最短でパッシブをゲットするには、職業クエストを後回しにせず、早めにやるのが一番。
レベル上げを頑張る前に、職業クエストをクリアする。職クエの受注条件がレベル30なので、多少のレベル上げは要る。でも、31や34まで律儀に上げる必要はない。30で受注して、クリアして、100ポイント回収。これがいちばん速い。
Ver4以降の職は、レベル上げすら要らない
さらに、ほとんど手間なくパッシブが取れる職業がある。
最初からレベル50スタート
Ver4以降に追加された職業は、最初からレベル50スタート。
天地雷鳴士、遊び人などが該当する。これらは、解放した時点でレベル50。
解放するだけで取れる
最初からレベル50の職業は、まったくレベル上げせずパッシブを全て取れる。
つまり、転職できるようにするだけで、90ポイントまで振ってパッシブが揃う。レベル上げの手間がゼロ。これほど楽な回収はない。
転職条件だけ、先に満たす
やることは一つだけ。
いずれかの職でレベル50を達成すると、これらの職業の転職クエストが受けられるようになる。だから、まず何か一職をレベル50まで上げる。あとは、レベル50スタートの職を次々解放して、パッシブを総取り。
ある程度やっている人には当然の知識でも、初心者が知らないのも当然。ここを知っているだけで、育成のスピードがまるで変わる。
迷ったら、HPから伸ばす
どのパッシブから取るか迷ったら、答えは一つ。
固定ダメージが多いゲームだから
HPは全職業で最も重要なステータス。
理由は、ドラクエ10というゲームの性質。守備力を無視した固定ダメージを受ける機会が、とても多い。
守備力を上げても、固定ダメージは防げない。でも、HPが高ければ、その一撃に耐えられる。だから、HPは高ければ高いほど死ににくい。
パッシブHPは合計で大きく伸びる
そして、パッシブのHP上昇は、侮れない量になる。
重要度の高いHPは大きく伸び、レベルが上がった段階でも、最大HPのかなりの割合をパッシブが占める。
各職のHPパッシブを積み重ねると、その合計は最大HPの土台そのものになる。ここを回収しきっているかどうかで、打たれ強さが根本から変わる。
生き残れば、火力は後からでいい
どのパッシブを伸ばすべきか迷った場合は、まずはHPが伸びるものを優先する。
火力を上げても、倒れてしまえば意味がない。まず生き残る。生き残れば、攻撃も回復も続けられる。火力パッシブは、HPの土台を固めた後でいい。
全職を上げずに詰まっていた頃
メイン職だけ、カンストさせていた
自分がドラクエ10を始めたばかりの頃の話。
好きな職業があって、それだけをひたすら育てた。レベルはどんどん上がる。強くなっている実感もある。
でも、他の職には一切手をつけなかった。転職が面倒だったから。
サポで雇われない理由
しばらくして、気づいたことがある。
自分のキャラを、他のプレイヤーがサポート仲間として雇ってくれない。
調べて分かった。パッシブが少ないと、ステータスが低い。ステータスが低いサポは、雇ってもらいにくい。
多くのパッシブがあると、サポート仲間で雇ってもらいやすくなる。
自分は、メイン職だけを磨いて、土台をまるごと放置していた。だから、見た目のレベルほど強くなかった。ズシッときた。強くなったつもりで、いちばん基本を飛ばしていた。
そこから慌てて全職の職業クエストを回し始めた。土台が埋まっていくにつれ、同じメイン職なのに、明らかに打たれ強くなっていった。あの回り道は、最初に知っていれば避けられた。
使う特技系パッシブを、先に拾う
パッシブには、ステータス上昇だけでなく、全職業で使える特技もある。これも回収対象。
戦士のロストアタック
まずは、使う機会が多いパッシブスキルを取っていく。
戦士のロストアタックは、敵の攻撃力を下げる特技。どの職に就いていても使える。汎用性が高い。
盗賊のみやぶる
盗賊のみやぶるも、使用頻度が高い。
汎用性の高いパッシブスキルを取ることで、どの職業に就いても最低限の活躍ができる。特技系のパッシブは、行動の選択肢そのものを増やしてくれる。
占い師の隠れた敵が見える
そして、初心者が真っ先に取るべきと言われるのが、占い師の隠れた敵が見える。わずか16ポイントで取れる。
見えない敵が見えるようになる、探索が快適になるパッシブ。占い師はVer4以降の職なので、レベル上げなしで取りにいける。コストが軽く、恩恵が大きい。最初の一歩として、これを挙げる攻略記事は多い。
火力パッシブは、メイン職に寄せる
汎用パッシブとHPを固めたら、次は火力。ここはメイン職に合わせる。
物理はちから、魔法は攻魔、回復は回魔
伸ばすステータスは、役割で決まる。
物理攻撃役なら、ちから。魔法系攻撃役なら、こうげき魔力。回復役なら、かいふく魔力。
自分がメインで使う職業の火力に直結するステータスを、全職パッシブで伸ばしていく。かいふく魔力は、回復量だけでなく蘇生の確率にも影響するので、回復職なら特に効く。
全職ちからでバトマスがさらに伸びる
具体例を挙げると、全職ちからを取ると、元々強力なバトルマスターが、さらに強くなる。
もともと火力の高い職に、全職パッシブのちからが乗る。強い職が、もっと強くなる。メイン職がはっきりしている人ほど、火力パッシブの寄せ先が明確になる。
MPが切れるならMPも
もう一つ、実戦的な調整。
MP切れが頻発するようなら、MPを優先するのも良い。
火力を伸ばしても、MPが尽きて技を撃てなければ本末転倒。自分の戦い方でMPが足りないと感じるなら、MPパッシブを混ぜる。ステータスの優先順位は、教科書どおりではなく、自分のプレイに合わせて動かす。
新職が出るたび、土台は伸び続ける
竜術士、隠者、ストームカイザー
ドラクエ10は、アップデートで新しい職業が追加され続けている。
Ver7.0で竜術士、Ver7.5で隠者、Ver8.0でストームカイザーが追加され、そのたびに全職業スキル、つまりパッシブが増えた。
新職が実装されると、新しいパッシブが解放される。土台を積み増すチャンスが、定期的にやってくる。
パッシブ回収に、終わりはない
つまり、パッシブ回収という作業に、明確なゴールはない。
新職が来るたびに、また少し、キャラの土台が伸びる。面倒に思えるかもしれない。でも、見方を変えれば、キャラはずっと強くなり続けられる。
やることは、いつも同じ。新職を解放して、職業クエストをクリアして、パッシブを回収する。レベル上げに追われる前に、職クエを回す。迷ったらHPから。この基本を繰り返すだけで、土台は静かに厚くなっていく。
メイン職を磨くのは、その土台ができてから。順番を守れば、同じ職でも別物のように強くなる。自分が回り道して学んだことは、結局その一点だった。
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