階級は、名前が違うだけで中身は同じ
グランドカンパニーの階級を調べていると、まず名前で混乱する。二等甲兵、二等牙兵、二等闘兵。似ているのに違う。
安心してほしい。ぜんぶ同じ階級です。
甲と牙と闘、一文字だけの違い
リムサ・ロミンサの黒渦団なら甲。グリダニアの双蛇党なら牙。ウルダハの不滅隊なら闘。
この一文字が入れ替わるだけ。二等甲兵と二等闘兵は、まったく同じ位置に立っている。
昇級条件も解放物も三社共通
必要な軍票の枚数も、昇級試験の内容も、解放されるコンテンツも、三つのグラカンで完全に一致している。
つまり所属先の選択に、性能上の正解はない。海が好きか、森が好きか、砂漠が好きか。それだけの話。しかも後から移籍もできる。ここは早めに肩の力を抜いていい。
軍票が貯まらない本当の理由
所持上限が階級に縛られている
軍票には所持上限がある。そして、その上限は階級に紐づいている。
所属したての二等兵の上限は10000。一等兵で15000。上等兵で20000。上に行くほど、器が大きくなる。
つまり階級を上げないまま軍票を稼ぐと、器が先に満杯になる。それ以上は入らない。稼いだつもりの分が、そのまま空気に消える。
稼ぎを加速する権限は、軍曹まで降りてこない
さらに厄介なのが、稼ぎの効率も階級に縛られていること。
軍票稼ぎの本命は、希少品調達。不要な装備を納品して軍票に変えるやつ。あれが解放されるのは軍曹から。
それまでは討伐手帳とルーレットとFATEを、こつこつ回すしかない。
序盤ほど貯まらないという逆転
低い階級ほど、器が小さくて、稼ぎ方も限られている。高い階級ほど、器が大きくて、稼ぎ方も豊富。
貧乏な時期ほど稼げず、金持ちになるほど稼げる。世知辛い。ゲームの中まで世知辛い。
だからこそ、序盤に昇級を後回しにするほど損が膨らむ。ここを知らずに何十時間も放置している人が、たぶん想像以上に多い。
昇級条件は、詰まるところだけ覚えればいい
兵長までは軍票を納めるだけ
二等兵から一等兵へは軍票2000。上等兵へは3000。兵長へは4000。
ここまでは条件が軍票だけ。人事担当官に渡すだけで上がる。難しいことは何もない。
伍長の壁は討伐手帳ランク1
兵長から伍長へ上がるには、軍票5000に加えて、グランドカンパニーの討伐手帳ランク1をコンプリートする必要がある。
ここで初めて宿題が出る。ただ、この討伐手帳がくせ者で、実は昇級に必要な軍票の大半を運んできてくれる存在でもある。
条件であり、財源でもある。だから面倒がらずに埋める。埋めれば、次の昇級ぶんの軍票がだいたい手元にある。
曹長から先はダンジョンが絡む
伍長から軍曹へは軍票6000。軍曹から曹長へは7000。
曹長から准士へ上がるには軍票8000と、北方からの協力要請というクエスト。中身はゼーメル要塞の攻略。ダンジョンをただ潜るのではなく、ちゃんとクエストを受けてから行くこと。ここを間違えて、素潜りして首をかしげる人が定期的に現れる。
准士から少士へは軍票9000、討伐手帳ランク2のコンプリート、そしてオーラムヴェイル掃討作戦。
軍曹で、景色が変わる
希少品調達という換金窓口
軍曹になった瞬間、人事担当官が別人に見える。
装備を持っていくと、軍票に変えてくれるようになる。ダンジョンで拾ったピンクや緑や青の装備。ジョブクエストの装備を除いて、色つきのアイコンなら大抵は納品できる。
軍票稼ぎが、狩りから換金に変わる。ここが分水嶺。
ID装備をロット放棄している人へ
ダンジョンで、使わない装備のロットを捨てている人。あれ、軍票を捨てているのと同じ。
アーマリーチェストが圧迫されるからいらない、という気持ちは分かる。分かるけど、その装備は数十枚の軍票になる。積み上げてギルに換算すると、笑えない額になる。
拾う。溜める。ドサドサと納品する。この癖をつけるだけで、軍票の悩みはほぼ消える。
ここまでが、いちばんしんどい
二等兵から軍曹まで、必要な軍票は合計で20000。
この20000が、いちばん重い。ここを越えると、あとは転がるように上がっていく。逆に言えば、軍曹までは歯を食いしばる区間。
討伐手帳ランク1を埋めて、レベリングルーレットで不足ロールボーナスを狙う。この二本立てが、いちばん現実的な最短ルート。
少士が実質のゴール
家とアパルトメントの購入権
少甲士、少牙士、少闘士。ここが、この記事でいちばん強調したい階級。
なぜなら、家を買う権利がここで解放されるから。アパルトメントも同じ。ハウジングをやりたいなら、少士まで上がっていないと土俵にすら上がれない。
冒険者小隊でソロレベリング
そして冒険者小隊。NPCとパーティを組んで、ダンジョンを攻略できる仕組み。
DPSでレベルを上げようとして、マッチングの待ち時間にうんざりした経験。あるでしょう。冒険者小隊があれば、その待ち時間が消える。ソロで潜れる。
さらにモブハントも同時に開く。こちらもソロで動ける稼ぎ場になる。
家と小隊とモブハント。三つが一気に手に入る。少士を素通りしている人は、率直に言って損しかしていない。
移籍もここから
グラカンを選び直したくなった場合。移籍が可能になるのも、この少士から。
所属を間違えた気がして落ち込んでいる人へ。取り返しはつく。ただし少士までは上げる必要がある。
上限に張り付いた10000という数字
増えない軍票を眺めていた
僕は新生をのんびり進めていた時期、グラカンを完全に放置していた。
ルーレットを回す。FATEを踏む。軍票がピロン、と入る。悪くない気分。
ある日、ふと数字を見た。10000。前も10000だった。その前も、たぶん10000。
増えていない。というより、増えようがなかった。器が満杯だったから。
マウスを持つ手が止まった。何十時間ぶんの軍票を、僕はずっと窓の外に捨て続けていた。
人事担当官は、ずっとそこにいた
作戦本部に走った。人事担当官の前に立つ。
昇級。昇級。昇級。軍票が減って、上限が広がる。また昇級。
たった十分ほどで、放置していた階級が一気に階段を駆け上がった。あの十分をもっと早くやっていれば、と思ったところで、消えた軍票は返ってこない。ガクッと肩が落ちた。
彼はずっと、あの場所に立っていた。話しかけるだけでよかった。それだけの話だった…。
大士まで行くと何があるのか
転送網利用券という地味な革命
階級の上限は、大甲士、大牙士、大闘士。ここまでが実装されている。
大士まで上げると、所属グラカンの事務局へ飛べる転送網利用券が交換できるようになる。
地味に見えて、これがかなり効く。テレポ代が浮く。エーテライトのお気に入り登録枠がひとつ空く。日常の摩擦が、ほんの少し減る。
小隊を育てないと届かない棚
ただし、少士から先の昇級は、軍票を積むだけでは上がらない。
冒険者小隊を育てる必要が出てくる。攻略任務をこなし、重要任務に挑む。ここは腰を据えて遊ぶ区間。
急ぐ話ではない。少士まで上げたら、あとは小隊で遊びながら、いつのまにか大士になっている。そのくらいの温度でいい。
使い道を決めてから稼ぐ
ベンチャースクリップが基本線
軍票が余りはじめたら、まずはベンチャースクリップ。リテイナーを働かせる燃料になる。
素材集めが自動化されるので、実質的な時給がじわじわ上がっていく。
コンテナというガチャ
軍票で買えるコンテナ類は、いわばガチャ。中身にレアなミニオンやマウントが入っていることがある。
当たりを引けば、マーケットで相当な額がつくものも眠っている。余った軍票の行き先としては、なかなか夢がある。
上げて損する要素は、ひとつもない
階級を上げることによるデメリットは、存在しない。責任が増えるわけでも、税金を取られるわけでもない。
軍票の器が広がり、換金窓口が開き、家が買え、小隊が動き、テレポ代が浮く。
エオルゼアの出世は、現実の出世よりずっと素直にできている。話しかけて、軍票を渡すだけ。それだけで待遇が良くなる職場が、ほかにあるだろうか。
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