まず一本を受け取るところから
スカイスチール・ツール。
パッチ5.25で追加された、クラフターとギャザラーの主道具を育てるコンテンツです。
戦闘職でいうところの、いわゆる伝説の武器づくり。それのギャザクラ版だと思ってください。
工房に眠っていた古道具
入口となるクエストが、工房に眠っていた古道具。
これをクリアすると、スカイスチール・ツールチェストを受け取れます。
ジョブに着替えてチェストを開ける
ここで一個目の注意点。
チェストは、開けたときに装備しているクラスに対応した道具をくれます。
鍛冶師の道具が欲しいなら鍛冶師に着替えてから使う。採掘師なら採掘師に。
(とりあえず開けとくか)
これをやると、狙っていないクラスの道具が出てきます。慌てなくても他のクラスぶんもあとから受け取れますが、順番を決めてから開けたほうが気持ちがいい。
道具を手にしたら、続くクエストのスカイスチールツールを改良せよを受注。ここから強化が始まります。
拠点はイシュガルド下層
デニスに納品し続ける
強化の窓口になるのが、イシュガルド下層のスカイスチール機工房。
NPCのデニスに、指定された素材を納品していく形です。座標はX8.0のY10.0あたり。
このコンテンツ、やることは終始これだけ。集める、作る、渡す。集める、作る、渡す。
とんとん拍子には進みません。要求数が容赦ないので。
漁師はエサも売ってもらえる
余談ですが、漁師で進める場合、デニスがスカイボールというエサを売ってくれます。一個百ギル。
第3段階までなら、二百個ほど買っておけば足りるという報告があります。ペーシェンスIIとコーディアル、そしてプレシジョンフッキングを回していく流れ。
エサ切れで往復する時間がもったいないので、多めに買っておくのが吉です。
全部で五段階、行き着く先はスカイビルダーズ
段階ごとに要求数が増える
強化は全部で五段階。最終形がスカイビルダーズ装備になります。
要求される内容は、段階を追うごとに重くなる。
第2段階の例で言うと、クラフターは対応するHQ素材を二十個製作して納品。採掘師は改良用の黒曜石HQを三百四十個と、改良用の鉱砂を百二十個。園芸師なら改良用のラテックスHQを三百四十個と、改良用の化石砂を百二十個。
三百四十個。
数字を見た瞬間に、ため息が出た人も多いでしょう。ちなみに鉱砂と化石砂はHidden属性でHQが存在しないので、そこは気楽です。
交換窓口とマーケットという抜け道
ただ、全部を自力で用意する必要はありません。
納品アイテムの材料になる改良用の素材は、各都市のスクリップ取引窓口で交換できます。段階によって黄貨や白貨、蒼天街復興券などが窓口になる。
さらに、マーケットでも購入できます。
つまりギルで殴れる部分がある。時間と資金、どちらを差し出すかを選べる設計です。
なお最終段階になると、収集品に加えてディアデム素材のHQが要求されます。要求数が多いので、採取ボーナスを積極的に狙いたいところ。ここは装備を整えていないとかなり苦しい。
最終段階のレシピは工数も品質も跳ね上がるので、安定して作りたいなら装備と飯を整えてから挑んでください。
レシピが出てこなくて三十分悩んだ話
素材は全部揃っていた
僕が盛大に詰まったのは、第2段階でした。
要求素材を確認して、必要な数を集めて、カバンに詰めて、意気揚々と製作画面を開いた。
製作画面に何も表示されない
レシピが、ない。
(は?)
検索欄に名前を打ち込む。出てこない。カテゴリを上から下まで見る。目が滑る。ぽちぽちと画面を上下させる。
素材は手元にある。数も足りている。なのに作れない。
バグを疑いました。パッチノートを読み返しました。クエストの進行状況を確認しました。全部問題なし。
三十分ほど、同じ画面を睨んでいたと思います。
装備欄を見た瞬間
ふと、装備欄が目に入りました。
僕が持っていたのは、いつものレベル上限装備。
スカイスチールツール、装備してませんでした。
このコンテンツ、納品用のアイテムを製作するとき、対応するスカイスチールツールを装備している必要があるんです。
握った拳を、そのまま机に置きました。
書いてありました。攻略記事にも、クエストの説明にも。読んでいなかったのは僕です。
道具を持ち替えて、レシピ一覧を開き直したら、すっと出てきました。あっけないほど普通に。
同じところで止まっている人、たぶんかなりいます。まず装備欄を見てください。
収集価値を上げると採集数が激減する
二百五十個が三十六回で終わる
もうひとつ、知っておくと世界が変わる話を。
最終段階で必要になる採集道具の改良用部材は、二百五十個。
数字だけ見ると絶望的です。
ところが、この部材は収集品と交換して手に入れる形になっている。そして収集価値によって、一回の交換でもらえる個数が変わる。
収集価値を最大まで上げて納品した場合、必要最小の採集回数は三十六回で済むという報告があります。
二百五十が、三十六。
数を追う前に質を上げる
ここが肝心です。
回数を稼ごうとして雑に採集すると、交換レートが悪いまま延々往復することになる。
先に装備とマテリアを整えて、一回あたりの収集価値を上げる。そのほうが結果的に速い。
準備に時間を使うことが、遠回りに見えて最短。このコンテンツ、そういう場面が何度も出てきます。
今から始める人は別のゲームになる
当時はパッチを跨いで待った
このコンテンツ、実は段階的に開放されました。
パッチ5.25で第3段階まで。5.35で第4から第5段階。そして5.45で最終段階。
つまりリアルタイムで追っていた人は、途中で強化が止まる期間を何度も経験しています。素材を集め終えて、あとは待つだけ。次のパッチが来るまで、道具は未完成のまま。
数ヶ月かけて一本を育てるコンテンツでした。
装備が整っていれば一気に走れる
今から始める人は、全部が開放済みの状態でスタートできます。
しかもレベル上限が上がり、装備もマテリアも当時とは比べものにならない。要求される工数や品質が、そのまま楽になっている。
上限まで育ったギャザクラなら、五段階を一気に走り抜けられます。
同じコンテンツなのに、体験がまるで違う。当時の人が数ヶ月かけたものが、今なら数日で終わる。
これを寂しいと感じるか、ありがたいと感じるかは人それぞれでしょう。僕は正直、少し羨ましい。あの待ち時間を知らずに完成品を持てるのは、ずるいくらい快適です。
使わない道具を、それでも育てる理由
正直に書きます。
スカイスチールツールの性能は、今の環境では現役ではありません。上限のクラスで実用するなら、より新しい道具があります。しかもマテリアの装着ができない。
じゃあ何のために育てるのか。
見た目です。それと、持っているという事実。
デニスに何百個も納品して、レシピが出なくて三十分唸って、収集価値を上げるために装備を組み直して、その果てに受け取る一本。
握ったときの手触りは、性能表には出てきません。
イシュガルド下層の工房に、まだデニスは立っています。パッチによる仕様変更が入っている可能性はあるので、始める前に最新の必要素材だけ確認してください。
そのうえで、まず装備欄の確認を。僕みたいに三十分溶かさないように。
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