二つのハルブレーカーがある
財宝伝説はLv50
ひとつめが、財宝伝説 ハルブレーカー・アイル。レベル50のインスタンスダンジョンです。
ルーレットで飛ばされてくるのは、たいていこちら。
黒渦伝説はLv60のHard
もうひとつが、黒渦伝説 ハルブレーカー・アイル。こちらがハード版で、レベル60。蒼天のイシュガルド期のコンテンツです。
名前の頭が違う。財宝伝説と黒渦伝説。ここで見分けてください。
そして中身も、別のダンジョンと言っていいくらい違います。
解放はサブクエストから
霧晴れしハルブレーカー
Lv50版の解放は、サブクエストの霧晴れしハルブレーカー。
このクエストを受けて進めていくと、途中でダンジョンに挑戦することになります。メインクエストの流れには乗っていないので、意識して受けにいく必要がある。
(そんなクエストあったっけ)
そう思った人、たぶん受けていません。
Hardは波荒れしハルブレーカー
Hard版は、Lv50版をクリアしたあとに受けられるサブクエスト、波荒れしハルブレーカーから。
順番が決まっているので、先にHardだけ開けることはできません。
道中の罠と、開けないと進めない宝箱
トラバサミの近くで戦わない
ダンジョンに入ると、まず罠が出迎えてくれます。
ボス1までの道中に、トラバサミのような仕掛けが大量に設置されている。
踏むとダメージを受けるだけでなく、一時的に拘束されてデバフまで入る。よく見れば分かる見た目なので、避けること自体は難しくありません。
問題は戦闘中です。雑魚をまとめて処理しようとして、うっかり罠の上に陣取ってしまう。あるいは、範囲攻撃から逃げた先が罠。
(今それ踏むか)
引く場所も含めて、あらかじめ見ておくと安全です。
謎めいた石板を三つ
そして、このダンジョン最大の特徴。
中ボス2へ進む扉を開けるには、謎めいた石板が三つ必要です。
この石板、どこから出るか。
宝箱です。
洞窟内部に置かれている宝箱を調べると、中にはトレジャーチェスト、つまりミミックが潜んでいる。そいつを倒すと石板を落とす。
どの箱が当たりかは、入るたびにランダム。だから全部開けながら進むしかありません。
宝箱をスルーすると、扉の前で全員が止まります。ここで詰まる編成、けっこう見かけます。
泣いているボスにバナナを渡した話
急に動きを止めたボス
僕が初めてここへ来たとき、いちばん混乱したのがボス戦でした。
殴っていたら、相手が急に動きを止めたんです。
そして泣きわめき始めた。
(え、何これ)
手が止まりました。フェーズ移行かと思って周囲を確認するけど、床にも何も出ていない。予兆もない。
ただ、目の前でボスが泣いている。
全員で殴り続けた数十秒
パーティ全員、同じ反応でした。何もしていないのか、判断がつかないので、とりあえず殴る。
DPSは殴る。タンクも殴る。ヒーラーは念のためヒールを回す。
殴っても殴っても、HPバーの減りが妙に鈍い。
チャット欄をちらっと見ると、誰も何も言っていない。全員が同じ顔で殴っていたんだと思います。
外周の木に気づく
三十秒ほど経って、フィールドの外周に何かがあるのに気づきました。
木です。ワイルドバナナの木。
アクションを実行できるアイコンが出ている。
(まさか)
半信半疑で調べて、バナナを取って、泣いているボスに食べさせました。
ぱくり。
泣き止みました。
その瞬間の脱力感。声が漏れました。三十秒間、僕らは腹を空かせた生き物を必死に殴っていたわけです。
殴らないほうが正解という設計
空腹時のダメージ軽減
種明かしをすると、あの空腹状態にはちゃんと意味があります。
隙だらけに見えて、ダメージ軽減のバフがついている。
つまり、あそこで殴り続けるのは完全に無駄。むしろ時間の損失です。
正解は、さっさとバナナを食べさせて泣き止ませること。
ただし注意点がひとつ。食べさせると攻撃力が上がるので、何個もあげてはいけません。空腹時に一つだけ。
親切のつもりで連続で渡すと、痛い目を見ます。
水の玉に入って無敵になる
もうひとつ、覚えておきたいギミックがあります。
ボスが地中に潜り、波のような予兆が出たとき。
このときはフィールドにある水の玉に入ってください。一時的に無敵になり、攻撃をやりすごせます。
避けるのではなく、入る。
このダンジョン、対処法が一貫して攻撃以外なんですよ。罠は避ける。宝箱は開ける。空腹にはバナナ。潜られたら水の玉。
武器を振るのは、それ以外の時間だけ。
Hard版のギミックは別物
雷の鎖は離れて切る
Hard版に進むと、雰囲気が変わります。
ボス1はバトルクァールと紅血聖女団。雑魚のようなボスが複数出てくる形式で、特別なギミックはありません。範囲攻撃に気をつける程度。
ただしバトルクァールはヒーラーに回復量低下のデバフを撒いてくるので、優先して処理してください。ここを放置すると、あとの立て直しがきつくなります。
そして雷の鎖。
メインタンク以外の二名が鎖で繋がれます。繋がったままだとHPが減り続けるので、二人が離れて鎖を切る。
水溜りを踏んでから一万ボルト
もうひとつが一万ボルト。
まず水溜りが三箇所に出現します。その後、ランダムで三名にマーカーが付く。
一万ボルトの詠唱が終わるまでに、水溜りを踏んでおく。これでダメージを回避できます。
水を避けるのではなく、踏みに行く。
Hard版も結局、直感の逆を要求してくる。ハルブレーカーらしいといえばらしい。
大ボスはエインザル・スラフィルシン大甲将。報酬にはIL215の装備、ミニオン、オーケストリオン譜が含まれます。
財宝伝説という名前が言っていたこと
改めて振り返ると、このダンジョンの名前は最初から答えを言っていました。
財宝伝説。
宝探しです。
宝箱を開けないと進めない。木からバナナを取る。水の玉に飛び込む。フィールドにあるものを拾って、使って、前へ進む。
戦闘力で押し切るダンジョンではありませんでした。
Lv50帯のIDとしては難易度が高くない部類で、ギミックを失敗して全滅するような場面もほとんどない。だから流し気味に走り抜けてしまう人が多い。
でも、泣いているボスに全員で無駄な攻撃を叩き込んだあの三十秒は、いまだに覚えています。
ルーレットでここに飛ばされたら、少しだけ周りを見てください。
外周に木があります。
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