採取装備は戦闘装備の劣化版ではない
上位に上がったあたりで、素材が足りなくなる。
ドラグライト鉱石。上質な骨。調合素材。倉庫を開くたびに数字が足りない。
そこで採取周回を始めるわけですが、多くの人がここで最初の判断を間違えます。
戦闘装備のまま出るんですよ。
目的が違うので別物として組む
戦闘装備で重視するのは、攻撃力と防御力と会心。当たり前です。
採取装備で重視するのは、一周でどれだけ持って帰れるか。それだけ。
同じ防具枠を使うのに、評価軸がまったく違う。だから採取装備は、戦闘装備の下位互換ではありません。用途の違う別の道具です。
一応戦えるようにするのが一番損
そして、いちばんやりがちな失敗がこれ。
(採取メインだけど、一応殴れるようにしておこう)
この一応が、全部を台無しにします。
攻撃スキルにスロットを割いた分だけ、採取スキルが欠ける。かといって火力は中途半端なので、モンスターと殴り合うには足りない。どっちつかずの一式が出来上がる。
採取装備は、火力ゼロで組んでいい。というより、そのほうが速い。
戦う気がないなら、戦えなくていいんです。
最優先の二つ、植生学と地質学
植生学は取れる個数を増やす
まず植生学。
効果は、採取で手に入る個数が増えること。Lv2の時点で、取れる個数が二倍になります。
名前と説明の書き方から消費アイテムだけが対象に見えますが、特産品もしっかり増えます。ここを勘違いして採用を見送る人がいるので、押さえておいてください。
最大はLv4。上を目指す価値のあるスキルです。
地質学は採取回数を増やす
もうひとつが地質学。
こちらは採取できる回数のほうを増やします。骨塚、鉱脈、特産品。同じ採取ポイントから何度も掘れるようになる。
Lv2で特産品の採取回数が一回増える。最大はLv3。
そしてLv1の時点で、モンスターの落とし物を拾える回数が二回になります。この効果は導きの地で地味に効いてくる。ぶっ飛ばしで落とし物を出させて、二回拾う。
個数を増やす植生学と、回数を増やす地質学。二つは効き方が違うので、どちらかではなく両方積むのが基本です。
装飾品がないスキルから逆算する
採集の達人という制約
ここで、構成を組むときの起点になるスキルを紹介します。
採集の達人。効果は、採取行動そのものが速くなること。
地味に見えて、周回では一番体感が変わります。採取モーションの短縮は、ポイント数だけ積み上がるので。
問題は、このスキルに装飾品が存在しないこと。
つまりスロットで後付けできない。特定の防具か護石でしか発動しない。
だから防具のほうが先に決まる
普通、装備は積みたいスキルから逆算して防具を選びます。
ところが採集の達人があると、順番が逆になる。
このスキルが付いている防具はどれか。そこから決めて、残りの枠を装飾品で埋めていく。
制約のあるパーツを先に置く。パズルと同じ考え方です。ここを最後に回すと、必ず組み直しになる。
ウルグに絡まれて時間を溶かした話
戦闘装備のまま探索へ出た
僕がこの手の準備を舐めていた時期の話をします。
素材が足りないと気づいたのが夜。明日までにあれとこれを揃えたい。じゃあ探索に出よう。
装備を替えるのが面倒で、そのまま戦闘用の一式で飛び出しました。
(採取するだけだし)
ファストトラベルが使えない
古代樹の森を走って、鉱脈を掘って、次のエリアへ。
そこでガサッと音がして、ウルグの群れが飛び出してきた。
戦闘状態です。
普通なら、殴って追い払えばいい。ところがこの状況、地味に致命的なんですよ。
まず採取が邪魔される。掘っている最中に飛びかかられて中断。そして戦闘中はファストトラベルが封印される。
つまり、逃げられない。近くのキャンプにも飛べない。ずるずると小型を追い払いながら、走って距離を取るしかない。
そのあとも別のエリアで同じことが起きました。時計を見て、舌打ちが出た。
採取していた時間より、絡まれていた時間のほうが長い。
威嚇を積んだ翌日
翌日、専用の一式を組みました。
そこに入れたのが威嚇です。小型モンスターに襲われにくくなるスキル。Lv3まで積みました。
結果、探索がまるで別のゲームになった。
小型が寄ってこない。採取が中断されない。ファストトラベルで飛び回れる。同じルートを回っているのに、終わる時間がまったく違う。
採取装備で本当に効いているのは、たくさん採れることじゃなかった。
止められないことでした。
上位で組める具体的な一式
腕と脚で軸を作る
上位クエストに行けるようになれば、採取用の一式はわりとすぐ組めます。
よく知られている構成では、腕と腰にパピメル系、脚にプケプケグリーヴαを合わせる形が挙げられています。護石を除けば、素材のハードルはそれほど高くない。
この組み合わせで発動するのが、植生学Lv4、地質学Lv3、採集の達人Lv1、探索者の幸運Lv1、研究者Lv1、導蟲反応距離UP Lv1、体力回復量UP Lv1。
採取と探索で効くスキルが、最大レベルで並ぶ。狙って組んだような噛み合い方です。
男女で名前と見た目が違うだけ
ひとつ注意点。
パピメル系は女性用の装備で、男性の場合はオウビート系が対応します。
名前と見た目が違うだけで、性能も必要素材も同じ。
装備一覧で見当たらなくても慌てないでください。
目的別に微調整する
落とし物狙いなら地質学Lv1から
一式を組んだら、そこから目的に合わせて削ったり足したりします。
導きの地でモンスターの落とし物を集めたいなら、地質学はLv1でも仕事をします。落とし物を拾える回数が二回になるので、ぶっ飛ばしと組み合わせると回収量が変わる。
このケースでは植生学の優先度は下がるので、その分を別のスキルに回せます。
調査ポイント狙いの構成
アイスボーンで調査ポイントを稼ぎたい場合は、また少し話が変わります。
植生学と地質学はLv2まで確保して、威嚇をLv3、そして採集の達人。装飾品がない採集の達人をどこで取るかがやはり焦点になります。
環境によっては寒さ耐性も要る。フィールドに合わせて一枠だけ入れ替える運用が現実的でしょう。
なお、装備の入手段階やスキル構成はワールドとアイスボーンで前提が変わります。組む前に、自分の進行状況で作れる防具を確認してください。
切り替える手間より、切り替えない損
装備を切り替えるのは面倒です。分かります。
僕もあの夜、面倒だからという理由でそのまま出て、その何倍もの時間を溶かしました。
採取装備の価値は、採れる量が増えることだけじゃない。中断されない、邪魔されない、余計な戦闘に巻き込まれない。この積み重ねが、一周あたりの時間をごっそり削ってくれる。
そして繰り返しますが、火力は要りません。
戦わないための装備に、戦う準備を混ぜない。この割り切りができた日から、僕の周回はだいぶ静かになりました。
装備登録のセットをひとつ空けて、そこに採取用を入れておく。次に素材が足りなくなったとき、その一手間が効いてきます。
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