ポケットの中で光っている石を眺めて、しばらく固まる。売れば高い。でも何かに使えるらしい。
この迷い、鉱石を拾った人はたいてい一度は通ります。答えを出すには、使い道の全体像を知っておく必要があるんですよ。
鉱石はどこから来るのか
岩をこんこん叩く
入手経路は単純です。村のあちこちにある岩を、スコップで叩く。ベルが出る日もあれば、石が出る日もある。
一日に岩から出るものには限りがあるので、毎日少しずつ集めることになります。慌てても仕方がない。この緩やかさが、この作品らしいところ。
一度に多く出すコツ
少しでも効率よく集めたいなら、叩く前の準備が効きます。
岩を叩くと反動で後ろへ下がってしまい、次の一撃が間に合わなくなる。そこで、あらかじめ体の後ろ側に穴を掘っておくか、家具を置いて壁を作っておく。下がらなければ、制限時間内に叩ける回数が増えます。
小さな工夫ですが、毎日積み重なると差になる。知らずに叩き続けていた頃と比べて、手に入る量が明らかに変わりました。
出てくる石の種類
手に入るのは金や銀といった鉱石のほか、宝石の類も含まれます。ルビー、サファイア、エメラルド、アメジスト。並べるとちょっとした宝箱です。
きらりと光る見た目のせいか、集めているだけで満足してしまう人も多いはず。私もしばらくは箪笥に眠らせていました。
売ると高い
そして厄介なのがこれ。売却額がそれなりに高い。序盤で家のローンを返している時期なら、なおさら魅力的に見えます。
ここで売ってしまうかどうかが、最初の分かれ道になります。
リメイクを頼む前の準備
相手が起きるまで待つ
リメイクを担当してくれるのは、リサイクルショップにいるカイゾーです。
ただし彼、最初は寝ています。起こすにはいくつか条件があり、それを満たしてもゲームを始めて一週間が経つまでは目を覚ましません。最短で八日目から。
だから序盤に石を拾っても、しばらくは使い道がない状態が続きます。この時期に売ってしまう人が多いのは、そういう事情もあるでしょう。
持ち物に入れておく
準備は単純です。リメイクしたい家具と、使いたい鉱石。この二つをポケットに入れて店へ行く。
保管庫に置いたままだと選べないので、忘れずに持ち出してください。
依頼の流れ
手順を並べます。カイゾーに話しかけて、リメイクしたい家具を選ぶ。おすすめを聞く。そこで鉱石を使うかどうかを尋ねられるので、使うと答える。
あとは持ち物の中から石を選んで、依頼するだけ。完成までは三十分ほど。少し村を歩いて時間を潰していれば、ちょうど仕上がっています。
おうごんシリーズという別枠
金の鉱石を三つ
鉱石の使い道として最も有名なのが、これでしょう。きんこうせきを三つ持ち込むと、黄金の家具を作ってもらえます。
イス、タンス、テーブル、とけい、ベッド。金色に輝く一式が用意されていて、揃えると部屋の印象がまるで変わる。
何ができるかは選べない
ただし注意点があります。どの家具ができあがるかは選べません。ランダムです。
狙った品が出るまで、金の鉱石を三つずつ用意して通うことになる。集めるのが大変な石なので、ここは根気の勝負になります。
ベルも必要
もうひとつ。石だけでは足りません。まとまったベルも一緒に払う形になります。
つまり金鉱石三つ分の価値と、現金と、その両方を差し出して黄金の家具を一つ得る計算。効率だけで見れば、決して安い買い物ではありません。
売ってしまった後に知った話
ローン返済に追われていた
私が最初に鉱石を手にしたのは、家のローンが重くのしかかっていた時期でした。
ポケットの中の石を見て、売却額を確認して、ほくほくした気分で換金カウンターへ持って行った。その日の返済がぐっと進んで、満足していたんです。
友人の部屋を見て青ざめた
しばらくして、友人の村へ遊びに行きました。案内された部屋に、金色の家具が並んでいる。
え、これどうやったの
聞けば、鉱石を貯めて作ったのだと言う。私が全部売り払ったあの石です。しょんぼり、という擬音がそのまま似合う気分でした。
集め直すのに時間がかかった
そこから改めて集め始めたのですが、これが遠い。岩から出る石は日ごとに限られていて、狙って出せるものでもない。
数週間かけて、ようやく三つ揃いました。カイゾーに渡して、待って、できあがったのはイス。狙っていたのはベッドだったので、また一からです。
ぱたん、と3DSを閉じたあの日の脱力感は、今でもよく覚えています。
それでも売却を全否定はしない
とはいえ、当時の判断が完全に間違いだったとは思っていません。ローンを返すことでできることも増えましたから。
要は、知らずに売るのと、知ったうえで売るのが違うという話。この記事を読んだ人には、その差を持って選んでほしい。
どの鉱石がどの家具に効くか
対応は家具ごとに決まっている
ここが肝心なところ。すべての家具が鉱石リメイクに対応しているわけではありません。
さらに、対応している家具でも、受け付ける石の種類が決まっています。手持ちの石を持って行けば何でも変わる、という仕組みではない。
対応しているか確かめる方法
事前に知りたいなら、実際に店へ持ち込んでみるのが確実です。対応していない家具を選んだ場合、そもそも石を使う選択肢が出てきません。
依頼を確定するまで石は消費されないので、確認だけして帰ることもできる。無駄足に見えて、これがいちばん安全な調べ方でしょ。
複数の石を受け付ける家具
面白いのは、複数の候補を持つ家具があること。たとえば貯金箱の類は、金や銀に加えて、ルビーやサファイア、エメラルド、アメジストまで受け付けます。
石によって仕上がりの色が変わるので、同じ家具で六種類の見た目を楽しめる計算。並べて飾ると、それだけで展示のようになります。
テレビの類にも複数の対応があり、赤や緑、銀や金といった選択肢が用意されています。
石の系統と相性
はっきりした法則があるわけではないものの、傾向として語られている話もあります。紫の石は二色使いの家具に、赤い石は可愛らしい系統に、青と緑はそれぞれ同系色の家具に合いやすい、といった具合。
参考程度に頭へ入れておくと、狙いを立てやすくなります。
鉱石以外の組み合わせもある
ついでに書いておくと、この店でできる特別な合成は鉱石だけではありません。
音楽関係のアイテムと貝殻を組み合わせてオルゴールを作る、化石を一式そろえて模型に変える。そういう遊び方も用意されています。石を売る前に、他の素材の使い道も一度確認しておくと安心です。
売るか使うかの判断
部屋の評価を上げたいなら
家の中身を審査してもらう仕組みがあるので、それを意識している人もいるでしょう。リメイクした家具は評価の面でも扱いが違うと言われています。
とはいえ、鉱石を使ったからといって劇的に跳ね上がるとは限りません。統一感のある部屋を作るほうが、結果として効いてきます。
見た目を優先するなら使う
判断の軸を提案します。金銭的な効率を求めるなら、売ってしまってよい。石は高く売れますし、その現金で買えるものも多い。
一方で、自分の部屋を自分の色に染めたいなら、使うべきです。鉱石でしか出せない質感というものがある。ベルでは買えない見た目に価値を感じるかどうか、そこが分岐点。
少しだけ残しておく
折衷案としては、種類ごとに一つずつ残しておく形が現実的でしょうか。
売る分と、試す分。全部を換金してしまうと、後で気づいたときに取り返しがつきません。一つ手元にあれば、いつでも試せる。
村での時間は長く続きます。急いで答えを出さなくてもいい。光る石を一つ引き出しに入れたまま、しばらく眺めているのも悪くないと思うんですよ。
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