採掘のレベルは余裕で足りている。場所も合っている。それなのに、目当ての鉱石だけが出てこない。
この鉱石が何者なのか
石材に分類される素材
まず基本情報から。カテゴリは素材の中の石材。光霊銀を含んだ鉱石、という説明が付いています。
クラフターが使う材料であって、そのままでは何の役にも立ちません。売値も21ギル。数字だけ見れば、ただの石ころ扱いです。
ハイミスライトインゴットの材料
価値が出るのは、加工した先。ハイミスライトインゴットの製作に使われます。
作れるのは鍛冶師と甲冑師、どちらも製作レベル60。しかも第4巻の秘伝書が必要になります。誰でも触れる素材ではない、という位置づけ。
採掘レベル60という表示に騙される
レベル100まで育てたキャラクターからすれば、はるか下の数字。楽勝だろうと思って現地へ飛ぶ。そして何も採れずに帰ってくる。この流れ、経験した人は多いはずです。
採れる場所はひとつだけ
ドラヴァニア雲海のグリーンスウォード島
生息地は絞られています。ドラヴァニア雲海、その中のグリーンスウォード島。
採掘ポイントの座標はおよそX9.6、Y36.8。マップの南西寄り、島の端にあたる場所です。
周辺には別の採集場も並ぶ
同じ島には園芸や漁師向けの採集場も点在しています。だから看板を見て、ここだと思い込んで別のポイントを掘り続けてしまう事故が起きる。
採掘なのか砕岩なのか、対応するクラスは何か。飛び込む前に一度確認しておくと、無駄足が減ります。
移動は空から
ドラヴァニア雲海は飛行に対応しているエリア。エーテライトから飛び立てば、目的地までそう時間はかかりません。
問題は距離ではなく、着いてからの条件のほうです。
レベルが上回っていても不利にはならない
ひとつ安心材料を。採集はレベルが高すぎて損をする作りにはなっていません。
むしろ今の装備とスキル回しなら、獲得数を伸ばしながら確実に持ち帰れる。かつて必死に掘っていた素材が、驚くほどあっさり手に入ります。
だからこそ、条件さえ満たせば作業は一瞬で終わる。詰まるとしたら準備段階だけ、と言い切っていい。
レベルが足りていても出ない理由
伝承録を読んでいない
最大の関門がこれ。この鉱石は伝説素材に分類されていて、対応する伝承録を使用していないと採集場に現れません。
必要なのは、ドラヴァニア向けの鉱物伝承録。読んでいない状態では、いくら掘っても項目そのものが存在しないんです。
現地で首をひねっている人の大半は、ここで止まっています。技術でも運でもなく、事前の一手を踏んでいないだけ。
伝承録を手に入れる流れ
手順を整理しておきます。まず必要になるのがギャザラースクリップ。
スクリップの取引窓口で、素材や雑貨の項目を開き、自分のレベル帯に対応した手形を交換します。その手形を持って、今度は特殊品の交換窓口へ。ギャザラー向けアイテムの交換から、目当ての伝承録を受け取る形です。
窓口はユールモアやラザハンといった副都市のNPCが担当しています。二段階を挟むぶん、初回は迷うかもしれません。
ちなみに伝承録には鉱物、草木、魚類の3種類があります。採掘で使うのは鉱物の側。エリアごとに別々に用意されていて、新生エリア向けのものは存在しません。
一度読めば、それ以降ずっと有効
安心してほしいのは、これが消耗品ではないという点。一度使えば効果は残り続けます。
昔ギャザラーを触っていた人なら、すでに読んでいる可能性がある。心当たりが曖昧なら、まず自分の状態を確認してから交換窓口へ向かってください。二重取りは無駄になります。
時間帯が合っていない
伝承録を読んだあとも、まだ壁があります。時間指定。
この鉱石が現れるのは、エオルゼア時間の2時から4時、そして14時から16時。それ以外の時間帯に行っても空振りに終わります。
エオルゼア時間は現実の時間より速く流れるので、待つといっても数十分の話。とはいえ、知らずに突撃すれば当然出ません。
時間の確認は現地でできる
エオルゼア時間は画面上で確認できます。設定によっては現実の時刻と並べて表示することも可能。
慣れないうちは、目的の時間帯まで別の用事を済ませておくのが賢い。近くの採集場を回りながら待てば、時間そのものが無駄になりません。
待ち時間を苦にしない人ほど、この手の素材とは相性がいいと思います。
3周して何も見つからなかった夜
場所は合っていたのに
ハイミスライトインゴットを作りたくて、材料を洗い出したのが始まりでした。リストに載っていた鉱石の名前を検索して、採集場所を確認して、そのまま現地へ。
飛んで、降りて、採掘ポイントを叩く。出てくるのは見慣れた石ばかり。カツンと音がして、また別の石。
一周して、二周して、三周。おかしいな、場所は合ってるはずなのに
疑ったのは自分の目だった
まず座標を疑いました。マップを開き直して、位置を確認する。合っている。
次にレベルを疑った。もちろん足りている。むしろ余りすぎているくらい。
その次に、採掘ではなく砕岩だったのかと考えて、隣のポイントまで走りました。違う。そこには別の素材が並んでいるだけ。
画面の前でシーンとしたまま、腕を組んでいました。
答えは持ち物のほうにあった
結局、原因は自分の手帳の中にありました。伝承録を持っていない。読んでいない。ただそれだけ。
古いエリアの素材だったので、当時のギャザラーとして遊んでいなかった自分には、そもそも縁がなかったんです。レベルだけ上げて、通過してきた区間。
ヒヤッとしたのは、この仕組みを知らなければ永遠に採れなかったという事実のほう。条件が表示されない以上、気づける保証はどこにもない。
伝承録を取りに戻り、時間を合わせて再訪して、ようやく手に入れました。あの3周は、完全に情報不足による空回りでした。
掘ったあとの使い道
秘伝書が前提の製作
先に触れた通り、この鉱石はハイミスライトインゴットへ加工されます。鍛冶師か甲冑師のレベル60、そして第4巻の秘伝書。
秘伝書を持っていないなら、素材だけ集めても加工に進めません。ここも先に確認しておくべき部分。マーケットに流して、作れる人に任せるという判断も当然ありです。
収集品として扱う道
もうひとつ、覚えておくと便利な話を。時間限定の採集場で採れる素材は、収集品として採集したうえで精選すると、霊砂が手に入る場合があります。
素材そのものが目的でなくても、通う理由が生まれるわけです。せっかく伝承録を読んで時間まで合わせるなら、この副産物も視野に入れておくといい。
相場を見てから動く
古いエリアの素材は、需要が読みにくいのが実情です。作る人が減れば値も落ちる。
大量に抱え込む前に、マーケットボードで動きを見ておく。掘るのは楽しいのですが、在庫だけが増えると気持ちが萎えます。
そもそも自分で掘らないという手
正直な話をすると、必要数が少ないなら市場で買うほうが早い場面もあります。
伝承録を取りに行き、時間を合わせ、現地まで飛ぶ。この一連にかかる時間と、数個ぶんの値段を天秤にかける。答えが後者に傾くこともある。
ただし、伝承録は一度読めばずっと使えます。今後も同じエリアの素材に用があるなら、ここで取っておくほうが結果的に安く済むでしょう。
古い素材と付き合うということ
条件は画面に書かれていない
この鉱石が教えてくれるのは、必要な条件のすべてが表示されるわけではない、という事実です。
レベルは表示される。場所も調べれば分かる。けれど、伝承録が要ることと、時間帯が決まっていることは、現地に立っても分かりません。
出ないときに疑うべきは、自分の腕ではなく前提のほう。この順番を覚えておくと、他の素材でも応用が効きます。
拡張が積み重なった作品の宿命
長く続いている作品では、こういう地層があちこちに残ります。当時の遊び方を前提にした仕組みが、そのまま保存されている。
新しいエリアから始めた人ほど、過去の素材で足を止める。逆に言えば、この鉱石を採れるようになった時点で、蒼天期のギャザラーの作法をひとつ身につけたということ。
石ころ一個のために、伝承録を取って、時間を待って、島の端まで飛ぶ。効率だけで測れば馬鹿げています。それでも、採集場から目当ての名前が出てきた瞬間の手応えは、悪くないんですよ。
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