納品窓口に話しかけたら、完全紹介制だと言われて弾かれました。ピシャリ、という音が聞こえた気がする。
レベルは足りている。素材も持っている。それでも通してもらえない。原因は、まったく別のところにあります。
完全紹介制と言われる理由
解放クエストを踏んでいない
答えは単純です。この商会の取引は、専用のクエストを終えていないと利用できません。
ギャザラーやクラフターのレベルを上げて、いざ収集品を納品しようとした人が、ここで足を止める。窓口の存在は見えているのに、中に入れてもらえない状態。
レベルが原因ではない
紛らわしいのは、レベルが不足しているように見える点です。実際には、レベル43でも90でも同じ扱い。
条件はクエストの進行度。だからひたすら採掘や伐採を続けても、状況は一切変わりません。手を止めて、受注しに行く必要があります。
しかも一度きりでは終わらない
ここが最大の落とし穴でしょう。この解放、拡張ごとに用意されています。
昔クリアしたはずなのに新しいエリアで使えない、という相談が絶えないのはこのため。過去に踏んだ手続きは、その時代の分でしかない。新しい拡張の商品を扱ってもらうには、その都度あらためて紹介を受ける形になります。
自分がどこまで開いているか確かめる
まず現状を把握しましょう。手っ取り早いのは、窓口に話しかけてみることです。
通してもらえる時代の品しか並ばないので、そこで自分の進み具合が分かる。新生の品だけが見えているなら、蒼天より先の手続きが残っている状態です。
もうひとつ、受注可能なクエストの一覧を確認する方法もあります。該当するクラスに着替えていないと表示されない点だけ、頭に入れておいてください。
新生から蒼天までの入口
起点はレヴナンツトール
最初の一歩は、モードゥナのレヴナンツトールです。ここに関連するNPCがまとまっている。
座標でいえばおよそX21.9、Y6.8のあたり。この街は他の用事でも何度も通る場所なので、ついでに片付けておくと後が楽になります。
一流の道具
まず受けたいのが、一流の道具というクエスト。受注できるのはガイディング・スターというNPC。
これをクリアすると、特定の窓口との取引が始まります。ここが本当の入口。
職人、新たな世界へ
続いて、リディルロナから受けられる職人、新たな世界へ。こちらをクリアすると、イディルシャイアでの取引が開放されます。
順番が決まっているので、片方だけ済ませて止まっていると先へ進めません。両方きちんと踏んでください。
なお、取引の窓口自体はリムサ・ロミンサ、ウルダハ、グリダニアにも用意されています。解放さえ済めば、わざわざ遠出しなくていい。
収集品というレシピ帳
ついでに、この商会が扱う品の性質にも触れておきます。取引の対象になる収集品は、熟練の職人だけが作れる高難度の製法をまとめたレシピ帳という位置づけ。
つまり、ただの素材のやり取りではなく、腕を認められた者だけが触れる仕組みとして設計されている。紹介制という言い回しも、そう考えると筋が通っています。
システムの都合を物語の言葉で包んでいるわけです。この作品らしい作り方だと思います。
紅蓮以降は前提が増える
商売繁盛、ロウェナ商会
紅蓮のエリアで扱ってもらうには、商売繁盛、ロウェナ商会というクエストが必要です。
ただ、これが出現しないという声をよく見かけます。理由は前提条件の多さ。
メインクエストの進行も絡む
条件を並べると、まず職人の新たなお仕事をクリアしていること。そして職人、新たな世界へもクリアしていること。
さらに、パッチ4.1のメインクエストにあたる英雄の帰還を終えていること。つまりギャザクラ側の手続きだけでなく、物語の進行まで求められます。
クエストが出ない人は、たいていこの三つ目で止まっています。ギャザラーとして遊んでいる人ほど、メインを後回しにしがちなので、見落としが起きやすい。
着替えを忘れると存在しないことになる
もうひとつ、全拡張に共通する注意点を先に書いておきます。この手のクエストは、ギャザラーかクラフターに着替えていないと表示されません。
戦闘職のまま該当のNPCの前に立っても、頭上に何も出ない。条件を満たしているのに出ないと悩む原因の半分は、これだと思っています。
受注に行くときは、まず持ち替える。単純な話ですが、意外と抜けるんですよ。
窓口の前で追い返された日
何が起きたのか分からなかった
初めて弾かれたときのことを書いておきます。レベル上げの効率がいいと聞いて、意気揚々と納品しに行きました。
素材は用意済み。窓口も見つけた。話しかけて、返ってきたのは紹介制という一言。
(え、どういうこと?)
その場でぐるぐる歩き回りました。所持品を確認して、レベルを確認して、それでも原因が分からない。
クエストを受けていないだけ。ただそれだけ。
しかも受注場所は、これまで何度も素通りしてきた街。ガクッと肩が落ちました。準備に時間をかけていたぶん、余計に虚しい。
二度目は自分で気づけた
そのあと拡張が変わって、また同じ壁にぶつかりました。今度は数秒で理解できた。ああ、これはまた解放が要るやつだ、と。
一度覚えてしまえば、以降は迷いません。新しいエリアに着いたら、まず商会まわりのクエストを探す。この習慣がついてから、無駄な往復が消えました。
失敗は一回で済ませたいものですが、同じ形の壁が繰り返し出てくるゲームでは、その一回が長く効いてくれます。
暁月での解放
取引拡大、ロウェナ商会
暁月のエリアで扱ってもらうためのクエストは、取引拡大、ロウェナ商会という名前です。
目安になるのはレベル81のメインクエストあたり。受注するときはギャザラーかクラフターに着替えておく必要があります。ここを忘れて、出現していないと勘違いする人がいる。
もし本当に出てこないなら、メインクエストの進行が足りていない可能性が高い。少し物語を進めてから戻ってみてください。
開放後に並ぶもの
クリアすると、各地のスクリップ取引の窓口に、暁月で追加されたアイテムが並ぶようになります。
装備や素材だけでなく、育成に直結する品も混ざる。ここを開けていないと、そもそも選択肢が見えていない状態です。損の大きさに気づきにくいのが厄介なところ。
伝承録の手形も絡む
ギャザラーとして遊ぶなら、もうひとつ重要な話があります。伝説素材を採るために必要な伝承録。
その伝承録を手に入れるための手形が、紫貨で交換できます。スクリップ取引の項目から、レベル90帯向けの釣り餌や素材、手形の枠を探してください。
手形を持って向かうのは、ラザハンにある特殊品の交換窓口。二段構えになっているので、初回は少し戸惑います。
解放して何が変わるか
収集品納品という近道
そもそも、なぜここまでして開ける価値があるのか。理由は経験値です。
収集品として納品する方式は、ギャザラーとクラフターのレベル上げにおいて非常に効率がいい。地道に採り続けるのと比べて、伸び方がまるで違います。
つまりこの解放は、単なる買い物の権利ではなく、育成速度そのものに関わる手続き。後回しにするほど損が積み上がっていきます。
新しい拡張に着いたら、まず探す
最後に習慣の話を。この作品では、拡張が追加されるたびに同じ形の解放が用意される傾向があります。
新しい拠点の街に着いたら、ギャザラーやクラフターに着替えて、商会関連のクエストが出ていないか一度確認する。数分の作業です。
クエスト名も似た調子で付けられているので、商会の名前が入っていれば当たりだと思っていい。受注場所は、その拡張で拠点になる街に置かれるのが通例です。
損に気づけないのがいちばん怖い
この解放の厄介さは、開けていなくてもゲームが進んでしまう点にあります。
装備が作れないわけでも、物語が止まるわけでもない。ただ、育成の効率と手に入る品目だけが静かに削られていく。だから何年も気づかない人がいる。
窓口の前で追い返されてから慌てるより、先に済ませておくほうがずっと気分がいい。あの紹介制という言葉、二度と聞きたくないんですよね。
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