ネコ荷車の入手は、二つの道がある
モンハンワイルズとのコラボマウント
ネコ荷車は、2025年10月7日に実装された、モンスターハンターワイルズとのコラボマウント。
FF14に、あのネコタクがやってきた。プレイヤーが乗れる乗り物、マウントとして。
確定ルートと、運ルート
入手方法は、大きく二つ。
ひとつは、護竜の狩猟証99個との交換。確実に手に入る、積み立て式。
もうひとつは、討伐後に低確率で出現する宝箱から。運任せ。
どちらも極アルシュベルドが舞台
そして、どちらのルートも、戦う相手は同じ。
極アルシュベルド。正式には護竜アルシュベルド狩猟戦。ここを回るのが、ネコ荷車への道。
確定ルートは、極を50回
狩猟証99個との交換
確定ルートを見ていく。
ネコ荷車は、極アルシュベルドのクリア報酬である護竜の狩猟証99個と交換で入手できる。
99個。まず、この数字に少し身構える。
1回で2個だから、50周
護竜の狩猟証は、極アルシュベルドを1回クリアすると2個獲得できる。
つまり、99個貯めるには、合計50回クリアが必要。
2個ずつ、50周。この掛け算が、確定ルートの重さ。
重いが、終わりが見える
50周と聞くと、うんざりするかもしれない。でも、確定ルートの美点は、終わりが見えること。
毎回2個ずつ、確実に増える。運に左右されない。50回やれば、必ず手に入る。ゴールまでの距離が、はっきり測れる。
読めない不安がない。これは、精神衛生上けっこう大きい。
運ルートは、宝箱のロット
討伐後に低確率で出現
もう一本の道。
ネコ荷車は、アルシュベルド狩猟戦や極アルシュベルド狩猟戦をクリアした後に、低確率で宝箱が出現する。そこから入手できる。
宝箱が出れば、50周を待たずに手に入る可能性がある。
8人でロット勝負
ただし、条件がある。
もちろんプレイヤー8人でロット勝負する必要がある。
宝箱が出ても、それは自分だけのものではない。パーティ全員でロットを振って、いちばん高い数字を出した人が持っていく。出ただけでは、まだ自分のものにならない。
通常のアルシュベルドでも出る
嬉しいのは、極だけでなく通常のアルシュベルド狩猟戦でも宝箱が出ること。
つまり、極の難易度がきつい人でも、通常のアルシュベルドを回して宝箱のチャンスを狙える。入り口が二段階になっている。
二つのルートを、どう使い分けるか
毎日1回、極を回しながら祈る
賢い立ち回りは、二本を同時に走らせること。
極アルシュベルドを回る。すると、狩猟証が2個ずつ貯まっていく。これが確定ルートの積み立て。
そして同じ周回で、討伐後に宝箱が出るかどうかも判定される。これが運ルートの抽選。
一回の周回で、両方のルートが同時に進む。
宝箱が出たら、確定分が縮む
もし途中で宝箱が出て、ロットに勝てば、そこで即入手。50周を走りきる必要はなくなる。
宝箱が出なくても、狩猟証は着実に貯まっているから、無駄にはならない。
運と積み立ての合わせ技
つまり、こう考える。基本は50周の確定ルートを走る。その道中で宝箱という当たりくじが引ければ、ゴールが前倒しになる。
運が良ければ早く終わる。運が悪くても、50周すれば必ず終わる。下限と上限が、両方保証されている。この安心感が、周回のモチベーションを支える。
50周の途中で、心が折れかけた話
狩猟証が、じわじわ増える
自分がネコ荷車を追いかけたときの話。
極アルシュベルドに毎日通った。1周、2個。2周、4個。地道に増える。
10周を超えたあたりで、ふと数字を見た。まだ20個ちょっと。目標99個。
遠い。あまりにも遠い。ズシッと肩が重くなった。
31周目の宝箱
それでも、通い続けた。惰性に近かったかもしれない。
31周目。討伐が終わって、リザルト画面。
宝箱が、出た。
心臓が跳ねた。ロット。全員がサイコロを振る。数字が並んでいく。
自分の数字が、いちばん上に来た。
声が出た。誰もいない部屋で。あの、じわじわ貯めた狩猟証の山を、飛び越えた瞬間だった。31周で終われた。50周を覚悟していただけに、余った日々が急にプレゼントみたいに感じられた。
宝箱が出なければ、あと19周していた。運というのは、こういうときだけ本当にありがたい。
このマウントの本体は、乗ったときの姿
さて、苦労して手に入れたネコ荷車。その真価は、乗った瞬間に分かる。
原作どおり、寝転がって運ばれる
ネコ荷車に乗ると、プレイヤーは、わざわざ横たわって運ばれる形で移動する。
立って乗るのではない。座るのでもない。寝転がる。
これは、モンハンのネコタクが、力尽きたハンターを運ぶ乗り物だから。その設定を、マウントの挙動としてそのまま再現している。乗り物なのに、乗った人が寝ている。この妙な絵面が、たまらなくいい。
大柄な種族だと、窮屈そう
そして、細かい芸がある。
キャラクターによっては大柄すぎて窮屈そうに見える。ロスガルやヒュランの大きな体だと、小さな荷車に押し込まれるような形になる。
そこはご愛嬌、と言われている。窮屈そうに運ばれる大男、というのも、それはそれで味がある。
拠点で放り出される演出は、さすがに無い
モンハン原作では、ネコタクは拠点に着くと、ハンターを乱暴に振り落とす。荷車から放り出す、あの雑な扱い。
さすがにFF14では、そこまでのモーションは実装されなかった。
降りるときに地面へ叩きつけられる、なんてことはない。原作ファンとしては、あの放り出しも見たかった気もするけど、マウントとしては当然の配慮。
BGMまで、原作から持ってきている
クナファ村の静かな曲
このコラボの本気度が出ているのが、BGM。
ネコ荷車の騎乗BGMは、原作モンスターハンターワイルズに登場する場所、クナファ村で流れるBGM。
静かで、神秘的な雰囲気の曲。荷車に揺られながら、この曲が流れる。
音で世界がつながる
寝転がって運ばれながら、モンハンの村の音楽が流れる。
見た目だけの再現ではなく、音まで原作から持ってきている。この徹底ぶりが、コラボマウントとしての完成度を一段上げている。乗るたびに、エオルゼアの空の下で、モンハンの世界がふっと立ち上がる。
モンハンを知らなくても、乗る価値はある
ネコタクという長い歴史
ネコ荷車の元ネタ、ネコタク。これはモンハンに欠かせない要素のひとつ。
クエスト中に力尽きたハンターを回収して、キャンプまで運ぶ人力車、いや、猫力車。2匹のアイルーによって運転される。シリーズを通して、ハンターたちのそばにいた存在。
力尽きたハンターを運ぶ乗り物
つまりネコタクは、失敗したときにお世話になる乗り物。倒れたハンターを、そっと拠点まで運んでくれる。
その優しさというか、間抜けさというか。あの独特の存在感が、モンハンプレイヤーの記憶に刻まれている。
FF14しか知らない人でも、寝転がって運ばれる猫の荷車、というだけで、じゅうぶん可愛い。モンハンを知っていれば、あの力尽きた記憶ごと愛おしくなる。知らなくても、知っていても、乗る価値がある。それが、このネコ荷車というマウント。
50周の果てでも、宝箱の一発でも、手に入れたあとに待っているのは、同じ光景。荷車に寝転がって、静かなBGMに揺られる時間。あの脱力した乗り心地は、たぶん一度乗ったら癖になる。
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