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ブラボのアイリーンイベント失敗する分岐と消える前にやる順番

目次

手順表より先に、地雷の位置を押さえる

取り返しのつかない分岐はふたつ

長いイベントだけれど、致命傷になる場所はほとんど二か所しかない。

ひとつ、禁域の森に踏み込むこと。ここを越えると彼女は舞台から降りる。 もうひとつ、共闘中に彼女を斬ること。誤射や巻き込みが重なると敵対する。しかも、死に戻りしても敵対は解けない。

この二つを避ければ、ほぼ完走できる。逆に言えば、他の細かい手順は全部おまけ。

結論、禁域の森に入る前にヘンリックを終わらせる

覚えて帰るのはこれ一行でいい。

古狩人ヘンリックとの共闘を、禁域の森に入る前に済ませる。

メインストーリーを素直に追っていると、この締め切りをまたいでしまう。誰にも告げられないまま、静かに扉が閉まる。フロムのゲームらしいと言えばらしい。でも、初見でこれに気づける人間がどれだけいるのか。

第一段階、ヤーナム市街の梁の上

灯りの左の扉から、屋根裏を這う

最初の出会いはヤーナム市街。灯りの左手にある扉を抜け、建物の中へ入る。

素直に進んでも辿り着けない。入口が瓦礫や樽で塞がれているので、壊しながら道を探す。天井裏の梁を伝った先、開けたテラスに彼女は座っている。

烏の羽をまとい、ペストマスクで顔を覆った狩人。声だけが妙にやわらかい。

初見のとき、自分は完全に敵だと思って武器を構えた。危なかった…。

二度話しかける意味

一度目の会話で、狩人の確かな徴が四つ。二度目の会話で、ジェスチャーの露払いがもらえる。

一回話して満足して帰る人が多い。もったいない。二回、三回と話しかけて、返事が繰り返しに変わるまで粘る。この癖は、このゲーム全体で役に立つ。

なお、進行状況によってはこの位置に現れないことがあるという報告もある。だから、市街を歩ける段階で早めに顔を見に行くのが安全策。

第二段階、聖堂街のオドン教会前

大階段まで抜けると現れる

聖堂街の大階段まで到達すると、オドン教会の正面入口あたりに彼女が立っている。

灯りを点けたら、教会に飛び込む前に外を一周する。この癖がないと、平気で見落とす。彼女は看板も出さないし、こちらを呼び止めもしない。

彼女は行き先を告げてから消える

ここでの会話が、次の段階の引き金になる。話しかけるとジェスチャーがひとつ増え、彼女は自分の狩り場を口にして立ち去る。

行き先はオドンの地下墓。ガスコイン神父と殴り合った、あの場所。

第三段階、オドンの地下墓と古狩人ヘンリック

入る方角を間違えると、彼女は先に死んでいる

ここが最大の罠。

オドンの地下墓へは、聖堂街の側から逆走して、歩いて向かう。これが正解ルート。

ヤーナム市街の側から進むと、こちらが到着する前にヘンリックとアイリーンの戦闘が始まっていることがある。そして返り討ちにされている。プレイヤーが何もしていないのに、勝手に終わっている。

地下墓の灯りが一時的に使えなくなる仕様もあるので、素直に聖堂街から歩く。急がなくていい。ただ、寄り道もしないこと。

味方を斬ってしまった夜

自分の初回はここで全部を壊した。

ヘンリックが振り向く。距離を詰める。武器は大剣形態のノコギリ鉈。横に薙ぐタイプ。

三十秒ほど殴り合ったところで、背後から黒い影が滑り込んできた。彼女だ。ナイフを両手に持って、ヘンリックの懐へ潜っていく。近い。近すぎる。

こちらは大振りを振り抜いた。

ザシュッ。

ヘンリックと、彼女の背中を、まとめて。

止まればよかった。でも興奮していた。もう一発。銃も撃った。ドンッと火薬が鳴って、散弾が二人分の体を舐めた。

その直後、画面の中の彼女がこちらを向いた。名前の表示が変わっている。ゾワッと首の後ろが冷えた。指がスティックから離れなかった。マスク越しの黒い穴が、こっちを見ている。

先輩狩人が、敵になった瞬間だった。

死んで戻れば直る。そう思っていた。直らない。敵対はそのまま引き継がれる。何度死のうと、彼女はもう戻ってこない。コントローラーを膝に置いたまま、しばらく画面を眺めていた。

対策は単純だった。縦に振れる武器を選ぶ。もしくは短銃で削る。彼女はヘンリックに肉薄する戦い方をするから、こちらが横に薙いだ瞬間、必ず巻き込む。

倒したあとに残るもの

ちゃんと共闘して勝つと、継承というカレル文字が残る。彼女に話しかければ、ジェスチャーもひとつ増える。

共闘中に自分が死んでも、地下墓へ行き直せば再戦できる。詰みではない。斬らなければ、まだやり直しがきく。

禁域の森という、無言の締め切り

踏み込んだ瞬間、彼女は消える

ここまで来ておいて、多くの人が最後の最後でつまずく。

ヘンリック戦を済ませないまま禁域の森へ進むと、フラグが切り替わる。聖堂街の彼女は消え、あの共闘は永久に起こらない。

森の灯りを点けるところまでは平気だという話もあるが、そんな綱渡りをする理由がない。森の入口に立ったら、一度立ち止まる。地下墓、行ったか。行ってないなら、戻る。

いないと検索する前に確認すること

アイリーンがいない、と検索している人へ。可能性は三つある。

出現位置まで辿り着いていない。聖堂街の大門をまだ開けていない。あるいは、禁域の森に入って締め切りを過ぎた。

もうひとつ、確証はないけれど、他人の世界と行き来するとイベント進行がずれるという報告もある。ソロで通したほうが事故は減る。

第四段階、赤い月と大聖堂

階段に横たわる先輩

白痴の蜘蛛ロマを倒し、空に赤い月が昇る。

そこからもう一度、大聖堂の前に行く。すると、彼女が階段に転がっている。血まみれで。息はある。

近づいて話を聞く。狩人狩りが、狩りきれなかった相手がいる。その相手が、大聖堂の中にいる。

千景を持った狩人

扉を抜けると、敵対狩人が待っている。千景を握り、教会の連装銃を構え、回復妨害の霧まで撒いてくる。おまけに古い狩人の遺骨を無制限に使ってくる。

正直に言う。ボスより強い。

銃の一発が理不尽に痛い。輸血液も飲む。HPも高い。自分は十回以上転がされた。何度目かで、こちらも霧を撒いて、歩いて距離を詰めてくる瞬間に溜め攻撃を置く戦い方に切り替えた。ようやく形になった。

なお、この狩人を倒さないと大聖堂の灯りは使えない。詰まっている人は、ここが原因かもしれない。

誓約と証を受け取る

撃破すると、血の歓びというカレル文字が落ちる。

外へ出て、彼女に話しかける。狩人狩りという役目が、こちらに手渡される。狩りという誓約と、鴉の狩人証。

証を持ち帰れば、彼女の装束と武器が店に並ぶ。あの烏の羽と、あの双刀。

会話を飛ばした人に用意された、もうひとつの結末

大聖堂で待っているのは、彼女自身

聖堂街の段階まで、一度も彼女と口をきかないまま赤い月を迎えると、話が変わる。

大聖堂の前に、倒れた先輩はいない。中で待っているのは、正気を失った彼女本人。狩人は死ぬべきだと叫びながら、こちらを殺しに来る。

狩人を狩り続けてきた人間が、最後に狩人として狩られる。この皮肉は、たぶん意図的に置かれている。

証だけが残り、あとは全部消える

彼女を倒せば、鴉の狩人証は手に入る。装備も買える。

でも、狩りの誓約は手に入らない。ジェスチャーも、あの会話も、全部消える。証だけが残る。

長い時間をかけて彼女を追いかけた末に受け取るものと、名前も知らないまま斬り伏せて拾うもの。同じ証なのに、重さがまるで違う。

このイベントが刺さる理由

狩人狩りという役目

彼女は獣を狩らない。血に酔って理性を失った狩人を狩る。

つまり、いつか同僚を殺す仕事。しかも自分自身が、いつかその対象になる可能性を抱えたまま歩いている。マスクの下で何を考えていたのか、こちらは最後まで知らされない。

いつか狩られる前提で歩く人

初対面のとき、彼女はこちらを新人扱いして、深入りするなと言い残していく。あの態度が、後になって効いてくる。

赤い月の下、階段に横たわる彼女を見つけたとき、自分はコントローラーを握り直した。手のひらが湿っていた。あのとき斬らなくてよかった、と本気で思った。

このイベントには、ボス撃破の達成感がない。あるのは、間に合ったかどうかだけ。ヤーナムでは、それがいちばん贅沢な報酬なのかもしれない。

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この記事を書いた人

ゲーム歴:学生の頃からコンシューマー機とPCゲームを行き来してきた長年のゲーマー

ゲームの好み

ジャンル: 高難度アクション、ローグライク、シミュレーション、インディーゲーム

プレイスタイル

攻略サイトを一応見るけど、「なんでそうなるのか」が書いてないとモヤモヤするタイプ

自分で検証して、メモを取りながらプレイするのが好き

1本のゲームをやり込んで、システムの癖や罠を見抜くのが楽しい

「最強装備でゴリ押し」といった効率厨的な情報に飽き飽きしている。「レベルを上げれば勝てるのは当たり前。適正レベルで、なぜあの攻撃に当たってしまうのかを知りたい人」に向けた、世界一過保護で理屈っぽい救済措置を目指している。

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