アイサを編成に入れたとき、最初は役割がつかみにくかった。
回復もできてデバフもできて火力も出る。何でもできるということは、何を軸に使えばいいのかがわかりにくいということでもある。使い込んでいくうちに、この万能さこそがアイサの価値だと理解できるようになった。
アイサの基本的な立ち位置
アイサは魔典喰いアイサの名で実装された闇族の魔法型キャラクターだ。
アイサはサポート・妨害・デバフ・火力のすべてを行える万能キャラだ。ターン終了時に回復とバフ付与、デバフ除去が行えるため、味方への支援をコンスタントに行えるのが魅力になっている。
1枠で複数の役割を兼任できるため、編成の自由度が上がる。ヒーラー枠を埋めながら妨害もこなせるという点が、編成に組み込んだときの実感としての強さだった。
スキルの特徴
レイジスキルにて敵の後列にダメージを与え、さらに行動妨害と被ダメ上昇のデバフも付与できるため、アタッカーやデバッファーとしても機能しやすい。
後列攻撃という攻撃範囲が独特で、敵のヒーラーやアタッカーが配置されやすい後列を直接叩ける。前衛のタンクを無視して後ろの厄介なキャラに圧をかけられる点が、他のサポーターとの差別化になっている。
デバフの内容も強力だ。魔法封印は行動不能になり受けるダメージが20%上昇する効果が1ターン継続する。疫病は自身の行動ターンが2回経過すると発動者攻撃力の30%分のダメージを受け、重ね掛けが可能になっている。
行動妨害と継続ダメージを同時に押し付けられるため、敵のテンポを崩しながらじわじわ削る戦い方ができる。
後列攻撃の弱点
万能に見えるアイサにも、明確な弱点がある。
後列に高ダメージを与えられるので敵が陣形5以外ならアタッカーとしても優秀だが、敵の陣形5の場合は1人しか攻撃できないため、デメリットになる。
敵の陣形によって攻撃の当たり方が変わるため、相手の配置次第で火力面の貢献度が上下する。アタッカーとして期待しすぎると、特定の陣形相手で期待外れになる場面があることは把握しておいたほうがいい。
トップランカーの使い方から学んだこと
アイサの運用で興味深いのが、上位プレイヤーの使い方だ。
韓国のトップランカー60人のうち6人がアイサを使用しており、火力に寄せず、むしろタンク寄りの編成でサーバー内トップランカーになっている。アイサは攻撃力のパーセントで回復量が決まるため攻撃に振ったほうがよさそうだが、トップランカーのアイサはタンク編成にしている。
回復量が攻撃力参照なので火力寄りに育てたくなるが、上位帯では耐久を厚くした編成での運用が選ばれている。アイサ自身が生き残り続けることで、毎ターンの回復とデバフ除去が継続的に機能する。サポーターは死なないことが一番の貢献という考え方が、この運用に表れている。
育成の方向性
アイサにおすすめの紋耀・秘紋スキルは魔法・魔法連撃などで、回復能力を伸ばすなら医術もおすすめだ。
火力とデバフを重視するなら魔法系、サポートに寄せるなら回復系という方向性の選択になる。編成の中でアイサに何を期待するかを先に決めてから、紋耀の方向性を揃えると育成がぶれにくい。
自分の編成にヒーラーが他にいるならデバフと火力寄り、アイサがメインの回復役なら医術を含めた支援寄り。手持ちとの兼ね合いで決めるのが現実的だ。
編成での組み込み方
アイサは闇族のため、闇染め編成や聖域との混合編成で陣営ボーナスを活かしやすい。
聖域5体に闇族1体の編成や、闇族6体の闇染め編成といった組み込み方が考えられる。
ヒーラー枠としてアイサを採用しつつ、デバフで敵の行動を阻害する。回復・支援・妨害が1枠で完結するため、残りの枠をアタッカーやタンクに厚く割ける。この編成圧縮効果が、アイサを入れる一番のメリットだと使っていて感じた。
よくある疑問
アイサは今から育てる価値があるかという問いについては、後発のキャラとの比較で評価が変わってきている面がある。新キャラの実装で相対的な立ち位置は動くため、手持ちの闇族サポーターの充実度と相談して判断するのがいい。闇染め編成を使っていて回復とデバフを1枠で済ませたいなら、今でも機能する。
アイサはヒーラーとして単独で足りるかという点については、毎ターン終了時の回復がコンスタントに入るため、継続戦闘での安定感はある。ただし瞬間的な大ダメージへのリカバリーは苦手なため、高難度では回復の厚みが足りない場面も出てくる。
凸は進めるべきかという疑問については、星アップで性能が伸びるゲームの構造上、使い続けるなら星上げの価値はある。ただし他に優先して育てたいアタッカーがいる場合は、サポーターのアイサへの集中投資は後回しでも編成として機能する。
アイサは1枠で回復・デバフ・火力をこなす編成圧縮型のキャラだ。何でもできる代わりに突出した一点がないため、編成の中で何を任せるかを決めてから育成の方向を揃えることが、この手の万能キャラを活かす鍵になる。トップランカーが耐久寄りで使っているという事実は、サポーターの本質が生存にあることを教えてくれる。
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