採れるのは一日二回、六分だけ
混鉄鉱を探している人が、まず知りたいのは時間でしょう。
ET6時から8時と、18時から20時
採集可能な時間帯は、エオルゼア時間の6時から8時まで。そして18時から20時まで。
一日に二回、それぞれ二時間の窓が開く。
それ以外の時間にどれだけ現地へ通っても、採集ポイントは出てきません。座標を間違えているのかと疑って探し回る人がいますが、時間が違うだけです。
現実時間に直すとどれくらいか
エオルゼアの一日は、現実のおよそ七十分で一周します。
ということは、エオルゼア時間の二時間はおよそ六分。
六分。
コンビニに行って帰ってきたら終わっている長さです。この短さが、伝説素材集めの性格を全部決めている。
つまりこれ、採掘の腕を競うコンテンツではありません。時間に間に合うかどうかのコンテンツです。
場所とたどり着くまでの条件
リビング・メモリーのザ・ノーアブル
採集場所はリビング・メモリー。採掘のレベル100、ザ・ノーアブルという採集場です。
最寄りのエーテライトはレイノード・ウィンド。ここに飛んで、時間を待って掘る。
同じエリアにはレイノード・ファイアとレイノード・メモリスもあるので、テレポ先を選び間違えないように。あとで書きますが、僕はこれで一回失敗しています。
伝承録と技術力という二つの鍵
たどり着く前に、条件が二つあります。
ひとつが伝承録。混鉄鉱に必要なのは、鉱物伝承録のアレクサンドリア。
入手した伝承録をアイテム欄から使用すると、採集手帳に情報が書き込まれ、そこで初めて採集可能になります。持っているだけでは駄目で、使う必要がある。ここも見落としがち。
もうひとつが技術力。採集には四千四百八十以上が求められます。
装備とマテリアを整えていないと、現地に着いても掘れない。時間の窓に間に合ったのに、数値が足りずに突っ立っているのは相当こたえます。出発前にステータス画面を確認してください。
六種類の伝説素材が時計回りに並ぶ
二時間おきに窓が開く
ここからが本題です。
7.0で追加された伝説素材は六種類あり、それぞれの窓が二時間ずつずれて配置されています。
ET0時と12時。ET2時と14時。ET4時と16時。ET6時と18時。ET8時と20時。ET10時と22時。
混鉄鉱はET6時と18時の枠。同じ時間帯にはアカシアも開きます。
きれいに割り振られている。偶然ではなく、明らかに設計です。
どこから始めるかで効率が変わる
この配置が何を意味するか。
一周すれば全部拾える、ということです。ただし、開始地点によってテレポの回数が変わる。
プレイヤーのあいだで検討されているルートでは、ET4時と16時から入る形が挙げられています。
ヘリテージファウンドのアウトスカーツで黒鉄鉱を掘り、リビング・メモリーのレイノード・ファイアへ飛んで海島綿を採取。そのままレイノード・ウィンドまでマウントで移動し、道すがら適当に草を摘みながらET6時を待つ。
窓が開いたら混鉄鉱。掘り終えたら荒野のフーサタイへテレポしてアカシア。
この流れだと、テレポを一回節約できる。同じエリア内で次の窓を待てるからです。
六分の窓を六個。並べ方ひとつで、無駄な移動がごっそり減ります。
窓が閉じた画面を見た話
テレポ先を間違えた
僕がやらかしたのは、まさにこのリビング・メモリーでした。
時間を確認して、そろそろだと判断してテレポ。着いた先はレイノード・ファイア。
(あれ、こっちだっけ)
同じエリアの中にエーテライトが複数ある。名前も似ている。頭の中で位置関係が曖昧なまま飛んだのが敗因でした。
着いた頃には消えていた
慌ててマウントを呼んで、レイノード・ウィンドの方向へ走り出す。
移動しながら、画面右上の時計をちらちら見る。指が焦っている。マウントの操作が雑になって、崖に引っかかる。
たどり着いたときには、ET8時を回っていました。
採集ポイントの光がない。しんとした地形だけがそこにある。
肩を落として、その場に立ち尽くしました。次の窓まで、現実時間でおよそ三十分。
(六分に間に合わないって、どういう負け方だよ)
マクロを組んだ夜
その夜、アラームマクロを作りました。
FF14にはアラーム機能があって、エオルゼア時間を指定して通知を出せる。素材名とエーテライト名をラベルに入れておけば、時間が来たときにどこへ飛ぶかまで一緒に表示される。
混鉄鉱ならレイノード・ウィンド。そう書いておけば、飛び先を迷いません。
六種類ぶんを設定して、実行。
その日から、僕の伝説素材集めは別物になりました。
アラームで時間を外に出す
マクロに知らせてもらう
このコンテンツで消耗する原因は、掘る作業ではありません。
時間を気にし続けることです。
時計を見て、あと何分か計算して、移動時間を逆算する。これを六回転させると、地味に疲れる。
アラームに任せると、その負荷がまるごと消える。ゲーム側が教えてくれるものを、自分の頭で管理する必要はない。
有志がまとめたアラームマクロが公開されているので、それを流用するのが早いです。素材名とエーテライト名がラベルに入っている形式のものを選ぶと、判断まで肩代わりしてくれます。
待ち時間の使い道
そして、待ち時間の過ごし方も変わります。
通知が来るまで動かなくていいと分かると、その数分を別のことに使える。近くで通常の素材を掘る。ジョブクエストを進める。あるいは何もしない。
時間を外に出すというのは、そういうことです。
集めた先にあるもの
マルエージングインゴット
混鉄鉱を集めて、何を作るのか。
行き先はマルエージングインゴットです。
金属材のひとつで、装備を作る段階の素材になります。伝説素材を掘る目的地としては、ここが基本線。
秘伝書と製作レベル100
作るには条件があります。
秘伝書の第十一巻。鍛冶師または甲冑師で、製作レベル100。
つまり採集側も製作側も、上限まで育てている前提のコンテンツです。ギャザラーだけ育てて掘りに来た人は、インゴットの手前で止まる。
マーケットに流すという選択肢もあるので、そこは自分のプレイスタイル次第でしょう。
混ぜた鉄、という名前
最後に、この鉱石の名前について。
アイテムの説明を要約すると、こうなります。主となる鉄のほかに、ニッケルやコバルトなど複数の金属を含んでいる鉱石。
混ぜた鉄。だから混鉄鉱。
そして行き先がマルエージングインゴット。
現実の世界にも、マルエージング鋼という合金があります。鉄にニッケルやコバルトを加えた、非常に強度の高い鋼として知られているもの。
含まれる金属の並びが、そのまま合金の名前に繋がっている。
素材の説明文を読んだときはただの装飾文だと思っていました。でも、これは装飾ではなく設計図だったわけです。何が入っているかを書いて、その先に何ができるかを名前で示している。
六分の窓に間に合わせるために走り回っていたあの石は、ちゃんと理屈で組まれた鉱石でした。
次にレイノード・ウィンドで時間を待つとき、少しだけ違う気分で掘れると思います。
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