推奨レベル300。この数字を見て一度画面を閉じた人、たぶん少なくない。
シアレンスの迷宮とは何なのか
推奨レベル300から始まる階層
ルーンファクトリー4におけるクリア後の高難度ダンジョン。それがシアレンスの迷宮。
最初の10階層が光指す庭で、ここのモンスターレベルが300。その次のくすぶる紅炎は350。階層が進むごとにモンスターのレベルが上がっていく構造になっている。
推奨レベルの表記としても、光指す庭が300、紅炎が350。
物語をクリアした直後の主人公が、そのまま殴り込める場所ではない。
奇数階は門番、偶数階はボス
構造にも癖がある。
奇数階には雑魚モンスターがランダムで登場し、階層の主として門番が待つ。偶数階はボスモンスター。この交互の並びが、迷宮のリズムを作っている。
光指す庭を撃破すると、シアレンスの迷宮2、くすぶる紅炎が開放される。段階的に扉が開いていく形。
不戦のロザリオが迷宮の形を変える
ここが本題。この迷宮の遊び方を根っこから変える仕様がある。
入り口の隣がボス部屋になる
不戦のロザリオは、装備中はモンスターが出現しなくなるアクセサリー。あるいはアレンジで同じ効果を引き継がせた装備品。
これを着けてシアレンスの迷宮へ入ると、入り口の隣がボス部屋で固定される。
つまり、階層を歩き回る必要がなくなる。入って隣の部屋、そこに門番かボスがいる。ボスへ直行して収集品を集めたいときには、これ以上ない仕様。
判定は入場時、付け替えで両取りできる
さらに面白いのが、この判定のタイミング。
判定は迷宮へ入る際に行われる。だから、入ったあとにアクセサリーを変えてもボス直行の状態は維持される。逆に、入ったあとに不戦のロザリオを着けても効果は出ない。
この性質を使うと、こんな運用ができる。ロザリオを着けて迷宮に入り、部屋の中で戦闘向きのアクセサリーに付け替える。すると、いつもの装備でボス戦だけをこなせる。
初めて知ったとき、俺は思わず声が出た。……そんなのアリなの?
引き換えに道中の宝箱は消える
もちろん代償はある。
ボス直行にすると、道中に落ちているアイテムや宝箱は一切手に入らない。
だから目的で使い分ける。素材を漁りたい日はロザリオを外し、ボスのドロップだけが目当ての日は着けて入る。この切り替えを覚えると、周回の疲労がまるで違ってくる。
レベル300の壁に殴り飛ばされた話
一階層目で消し飛ぶ
初挑戦の日、俺のレベルは三桁の入り口に届いたくらいだった。装備はストーリー攻略のまま。
行けるだろ、という根拠のない自信を抱えて光指す庭へ入る。
雑魚が寄ってきた。回避して斬る。減らない。というより、こっちの体力が減る音のほうが速い。ゴリッと削られて、二発目で視界が暗転した。
(え、今の雑魚だよね?)
門番の姿を見る前に村へ帰還していた。あまりに一瞬で、悔しさより先に笑いが出た。装備を作り直して再挑戦。また溶ける。三回目も同じ。
画面の前で背中を丸めたまま、俺は自分のレベルとモンスターのレベルの差を電卓で見つめていた。埋まる気がしない。ガリガリと頭を掻いて、その日はやめた。
数字を借りるという解決
転機は、モンスターを仲間にできると思い出したこと。
自分のレベルを上げるのではなく、レベルの高い味方を連れていく。この発想に切り替えた瞬間、詰みが解けた。
シアレンスの迷宮には300レベル以上のモンスターがいるので、仲間にしておくと攻略が楽になる。要するに、迷宮の中で戦力を現地調達する。
自分を鍛えるゲームだと思い込んでいたから、この抜け道に三日かかった。悔しいというか、恥ずかしい。
仲間モンスターで足りない数字を埋める
ブラシと投げ物で口説く
仲間にする手順の要点。
ブラシをかけて、音符が出なくなったら、ありったけのカブの種など不要なものを投げつける。必要な量は100個以上とされている。
100個。この数字を見て一瞬止まるけれど、畑をやっているプレイヤーなら在庫は溜まっているはず。要らない種が、そのまま戦力に化ける。
低レベルでも成功例は出ている
確率は決して高くない。ただ、報告としてはこんなものがある。
自分のレベルが180くらいでも、1000レベルのモンスターを2匹仲間にできたという例。さらに主人公レベル162で、レベル1605の相手が一発で仲間になったという報告も上がっている。
運の要素が大きい。だからこそ、レベルが足りないから無理だと諦める必要がない。
おすすめとして挙がっているのが上位妖精のブルー。回復魔法を使ってくれるので生存率が変わる。相手によっては水魔法で敵を回復させてしまうこともあるが、火力面で上回るので問題にならないという評価。
低レベルで乗り込むプレイヤーの中には、超失敗作を量産して持ち込むという人もいる。すごいスピードでレベルが上がって、瞬く間に太刀打ちできるようになったという話。
階層ごとの進み方
光指す庭を抜けると紅炎が開く
まずは光指す庭の10階層。モンスターレベル300帯。
範囲攻撃に気をつければ、そこまで苦戦しない相手も混じっている。直線範囲の衝撃波には注意。
撃破後にくすぶる紅炎が開放され、レベル帯が350へ上がる。周りにリンゴを纏う技を使う相手、正面からでないとダメージが通らない相手、墨を吐く相手など、癖の強い顔が並ぶ。火属性が弱点の敵は遠距離から焼くのが楽。
背中のクリスタルが全部光ってピコーンと音が鳴る相手がいる。あれは超威力の広範囲技の前兆なので、鳴ったら距離を取る。吸い込みと連続で来る場合もあるので油断できない。
中ボスに出てくる四属性妖精
特定地域や畑ダンジョン、そしてシアレンスの迷宮の中ボスとして四属性妖精が出現する。ここからドロップする素材がトロフィー関連の目的にも絡んでくる。
つまりこの迷宮は、レベル1000到達やトロフィーコンプリートを狙う人の主戦場でもある。
3の迷宮と4の迷宮は別物
全階層が二部屋になる仕様
シアレンスの迷宮という名前は、ルーンファクトリー3にも登場する。
3のほうでは、不戦のロザリオを装備して突入すると全階層が入り口とボス部屋の2部屋だけになる。突入後に外してもよい。
4の仕様と近いけれど、書き方が微妙に違う。攻略情報を読むときは、自分が3を遊んでいるのか4を遊んでいるのかを先に確認したほうがいい。俺はここを混同して、噛み合わない情報を試して時間を溶かした。
20層のボスで止まっている人へ
3の迷宮では、20層に入ったところで注意が必要だという声がある。最後のボス部屋に入った瞬間に叩き潰され、何度も倒された報告。
対策として挙がっているのが、相手が見えた瞬間に魔道の極意を装備し、アイスクリームを食べて水属性耐性を上げ、オイルとエクスプロージョンを連打する形。氷の壁のような敵は、剣の形になったときの物理攻撃が危険なので離れて戦う。
推奨レベルという数字は、正面から挑む人のための目安に過ぎない。ロザリオで構造を変え、モンスターに数字を借りる。この二つを知ったあとの迷宮は、まるで別の場所に見えてくる。
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