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エスカ&ロジーのアトリエ最強装備潜力が9割、回避特化は罠

目次

最強装備を探すなら、まず装備を見るのをやめる

強さの9割を決めているのは潜力

この作品で装備の強さを握っているのは、武器や防具そのものではない。潜力。

どの装備を選ぶかより、そこに何を付けるか。ここで勝負がついている。

アイテム側の効果はほぼおまけ

言い方を変えると、装備アイテムに元から付いている効果は、終盤になるとほとんど意味を持たなくなる。

潜力が強すぎるから。

だから最強装備作りの正体は、装備集めではなく潜力集め。この一行を先に飲み込んでおくと、以降の作業がまるっきり違って見えてくる。

版によって、正解が真逆になる

無印では回避特化が猛威をふるった

PS3の無印版。あの頃の最適解は、回避に全振りすることだった。

攻撃回避の効果を持つ七糸のシャツ。回避系の潜力を積んだ羽根飾り。当たらなければどうということはない、を地でいく構成。

当時の攻略記事は、ほぼ全部がこの前提で書かれている。

DXとPlusでは回避が通用しない

そして、Plus版とDX版。

回避特化が、機能しない。

殴られる。当たる。沈む。

回避に賭けた装備を全員に着せて、意気揚々と追加ボスに突っ込み、綺麗に全滅した。あの徒労感を味わってほしくないので書いている。

古い記事をそのまま踏むと沈む

いま黄昏トリロジーDXで遊んでいる人は、その多くが2013年の情報にたどり着く。

そして回避特化を作る。そして死ぬ。

DXで組むべきは耐久寄り。守るのではなく、耐える。この切り替えができるかどうかで、追加ボスの戦績が変わる。

防具の答えはコンバットシャツ

戦闘不能を回避できるという一点

DXで防具の頂点に立つのは、コンバットシャツ。

理由は身も蓋もなくて、戦闘不能を回避できるから。

アトリエシリーズのボスは、素で殴ってくる一撃が容赦ない。回避に頼れない以上、倒れないことそのものが最大の性能になる。奥地のボス相手だと、一人でも落ちた瞬間に立て直しがきかない。

鉄板の潜力は三つ

そして中身。ここは、ほぼ答えが出ている。

覚醒のソウルで、レベルに比例して伸ばす。エボルブボディで、ステータスを50パーセント上乗せする。頑強な身体で、防御を50上げつつ、さらに25パーセント積む。

この三枚が鉄板。ここから外れる理由が、正直あまり見つからない。

好みで差し替えるなら、活力のソウル。戦闘不能から自動で立ち上がる。安心料として悪くない。

重鎧を着られる面子は限られる

なお、パーティ全員が同じ防具を着られるわけではない。

重鎧に手が届くのは一部のキャラだけ。あとはシャツかケープに分かれる。ドラグーンケープと天人のシャツあたりを用意しておけば、全員ぶんの穴は埋まる。

全員に理想形を配ろうとすると素材で死ぬので、そこは割り切っていい。

武器は武勇のソウルから始まる

アイテム攻撃まで強化される

武器に積む潜力の第一候補。武勇のソウル。

スキルの威力を大きく引き上げる、というのが表向きの説明。でも本命はそこじゃない。

この潜力は、アイテム攻撃まで強化してくれる。

この作品はアイテムで殴るゲーム

なぜそれが決定的なのか。

エスカ&ロジーは、アイテムで戦うゲームだから。

探索装備は、拠点に帰るだけで使用回数が丸ごと補充される。何のリスクもなく。つまり、アイテムを使う回数に事実上の制限がない。

爆弾を撃ち尽くしてもいい。帰れば元通り。この仕様が、この作品の戦闘の性格を決めている。

だから武勇のソウルは、アイテム係にも殴り係にも刺さる。全員に付けていい。というか、付けない理由がない。

追撃系は好みの領域

残りの枠は、四天神の追撃、快刀乱麻の追撃、点滴穿石の追撃、といった追撃系。

正直に言うと、ここから先の差は体感しづらい。組み替えて何度も試したけれど、劇的な違いを掴めなかった。

だから、好きなものを積んでいい。悩む時間を潜力集めに回したほうが、たぶん強くなる。

探索装備の枠を増やす潜力が、実は最重要

ここは見落とされがちなので、独立させて書く。

装備枠拡張という反則

探索装備の枠を4つ増やす、装備枠拡張。そして、枠の大きさに応じてアイテムの効果を押し上げる、装備枠で強化。

枠の大きさの二乗にパーセントが乗る。つまり、枠を増やすほど効果が加速度的に伸びる。

アイテムで戦うゲームで、アイテムの持ち込み量と効果が同時に上がる。この作品でいちばん重い潜力だと言い切っていい。

帰れば使用回数が戻るという仕様

さっき書いたとおり、探索装備は帰れば回復する。

回数制限がないうえに、枠が増えて、効果まで伸びる。これが噛み合った瞬間、戦闘が別のゲームになる。

リサイクルという保険

ついでに、リサイクル。戦闘中に使った探索装備を、確率で消費しない。

ゆがんだネジのような地味なアイテムに付いていたりする。長期戦になる追加ボス戦では、この確率がじわじわ効いてくる。

ロード画面を三時間見続けた夜

遺物が出ない

潜力は、遺物から取る。

すごい遺物発見のダウジングロッドを使い、遺物変異を仕込み、採取地で調査を実行する。狙った潜力を持った遺物が出るまで。

出ない。

セーブ。調査。違う。ロード。カチッ。調査。違う。ロード。カチッ。

同じ画面。同じ演出。同じ落胆。

気づいたら深夜3時を回っていて、まばたきをしていなかったらしく、目の奥が乾いてヒリヒリしていた。指がL1に固まっている。

砂時計だけが、ずっと回っていた。

分解を忘れていた男

そしてもう一つ、笑えない話をする。

自分は、拾った遺物をそのまま倉庫に積んでいた。

分解していなかった。

遺物は、アトリエに帰ったら分解する。分解して、はじめて潜力が手元に入る。

これに気づいたとき、コントローラーをテーブルに置く音が、やけに大きく響いた。ガクッときた、というのはこういう瞬間を言うんだと思う…。

倉庫の遺物を全部叩き割ったら、狙っていた潜力が二つ、あっさり出てきた。三時間、何と戦っていたのか。

潜力集めの手順を整える

ダウジングロッドと遺物変異

正しい手順は、こう。

すごい遺物発見のダウジングロッドを使う。遺物変異を発生させる。その状態で探索調査を実行する。

この二枚重ねが前提。片方だけでは、目当ての潜力にたどり着ける確率が落ちる。

そして、一発で出るとは思わないこと。セーブとロードは、この作業における正規の装備品。

竜の巣と悠久のラボラトリと落下未踏遺跡

狩り場は、竜の巣。悠久のラボラトリ。そして落下未踏遺跡。

強い潜力を持った遺物は、この終盤の採取地に眠っている。序盤のマップをどれだけ掘り返しても出てこない。

持ち帰ったら必ず分解

繰り返す。分解。

拾ったまま眺めていても、一生強くならない。自分がそうだった。

1周目のうちに済ませておくこと

引き継げるのは装備しているものだけ

この作品は、周回で装備を持ち越せる。ただし条件がある。

引き継げるのは、クリア時に装備している戦闘装備。倉庫に眠らせているものは消える。

つまり、最強装備を作ったら、着せたままエンディングへ行く。ここを外すと、あの三時間がまた必要になる。

探索装備には研究が要る

探索装備を引き継ぎたいなら、研究がひとつ必要になる。そして、次の周で手元に戻ってくるのは少し先。

それを知らずに、1周目の最後で装備を全部外して整理しようとした自分のような人間が、たぶん他にもいる。ズドンと落ち込むので、気をつけてほしい。

最強装備は、次の周への遺産

そもそもの話。

追加ボスを倒すためだけなら、最強装備は要らない。エンディングを見るだけなら、なおさら要らない。

作る意味があるとすれば、それは次の周のため。1周目で積み上げた潜力が、2周目のスタート地点を書き換える。

黄昏の空の下で、遺物を掘って、分解して、また掘る。あの単調な作業に何時間も沈める理由は、たぶんそこにしかない。

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この記事を書いた人

ゲーム歴:学生の頃からコンシューマー機とPCゲームを行き来してきた長年のゲーマー

ゲームの好み

ジャンル: 高難度アクション、ローグライク、シミュレーション、インディーゲーム

プレイスタイル

攻略サイトを一応見るけど、「なんでそうなるのか」が書いてないとモヤモヤするタイプ

自分で検証して、メモを取りながらプレイするのが好き

1本のゲームをやり込んで、システムの癖や罠を見抜くのが楽しい

「最強装備でゴリ押し」といった効率厨的な情報に飽き飽きしている。「レベルを上げれば勝てるのは当たり前。適正レベルで、なぜあの攻撃に当たってしまうのかを知りたい人」に向けた、世界一過保護で理屈っぽい救済措置を目指している。

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