イルカを拠点の水槽で飼おうとして、何度も死なせてしまった。
捕まえて連れてきても、いつの間にか動かなくなっている。何が原因かわからないまま失敗を繰り返した時期がある。イルカの習性を理解してからは、ようやく安定して飼えるようになった。
イルカの飼育が難しい理由
イルカは他の水生生物と比べて飼育の条件が厳しい。
最大の理由は、イルカが空気を吸う必要があることだ。イルカは水中だけで生きられず、定期的に水面に上がって呼吸しなければ窒息してしまう。完全に水で密閉された水槽に閉じ込めると、呼吸ができずに死んでしまう。
もうひとつの理由は、イルカが浅い水場では窒息しやすいことだ。水深が浅すぎると体が水面から出てしまい、逆に乾燥ダメージを受ける。水中と空気の両方にアクセスできる環境が必要になる。
自分が最初に失敗したのは、完全に蓋をした水槽にイルカを入れたことだった。呼吸できる隙間がなかったため、捕まえてきたイルカがすぐに死んでしまった。
イルカが生きられる水場の条件
イルカを飼うための水場には、以下の条件が必要になる。
十分な水深があること。イルカが泳ぎ回れて、かつ体が完全に水中に収まる深さが必要だ。浅すぎると乾燥ダメージで弱る。
水面が開いていること。水槽の上部に空気にアクセスできる開放部分を作る。イルカが水面に上がって呼吸できるようにしておく必要がある。完全に蓋をすると呼吸できない。
広さがあること。イルカは活発に動き回る習性があるため、狭すぎる水場ではストレスを受けやすい。ある程度の広さを確保したほうが安定する。
イルカを捕まえて連れてくる方法
イルカは海洋バイオームに生息している。捕まえて拠点に連れてくる方法はいくつかある。
リードを使ってイルカをつなぎ、引っ張りながら移動する方法がある。ただしイルカは陸上では乾燥ダメージを受けるため、水路を作りながら移動させる必要がある。
ボートに乗せて運ぶ方法も使われるが、イルカをボートに乗せるのは扱いが難しい。
最も確実なのは、拠点まで水路を引いてイルカを誘導する方法だ。手間はかかるが、イルカが乾燥ダメージを受けずに移動できる。
イルカの習性を活用する
イルカには独特の習性がいくつかある。
生の魚を与えると、イルカが近くの海洋構造物や沈没船の方向に泳いでいく性質がある。宝の地図的な役割を果たすため、海洋探索のガイドとして利用できる。飼育とは別の使い方だが、イルカと関わる動機のひとつになる。
イルカの近くで泳ぐと移動速度が上がるバフがかかることがある。イルカが跳ねるときに発生するもので、海を高速移動したいときに役立つ。
これらの習性は野生のイルカでも発動するため、必ずしも飼育する必要はない。飼育は観賞目的やイルカを身近に置きたい場合の遊び方になる。
イルカは餌で懐くのか
イルカは猫や犬のようにテイムして懐かせることはできない。
生の魚を与えることはできるが、それで首輪がついてペットになるわけではない。前述の通り、餌を与えるとイルカが海洋構造物に向かう習性が発動するという効果が主になる。
イルカを飼うというのは、テイムして手懐けるというより、適切な環境を用意してそこに留まってもらうという形に近い。
イルカを死なせないための注意点
飼育で一番気をつけるべきは呼吸の確保だ。
水場の上部を開放しておくこと、これを徹底するだけでイルカの窒息死の大半は防げる。装飾のために水槽を完全に囲いたくなるが、呼吸できる隙間を必ず残す。
水深も重要で、浅すぎると乾燥ダメージを受ける。深さと水面の開放、この2点を両立させた水場を作ることが飼育成功の条件になる。
イルカは他の魚と違って繊細な飼育条件を持つため、適当な水槽では長く生きられない。設計の段階で呼吸と水深を意識しておくことが、後から死なせて悲しい思いをしないための前提になる。
よくある疑問
イルカは繁殖できるかという問いについては、イルカの繁殖はできない仕様になっている。猫や牛のように増やすことができないため、飼いたい数だけ野生から連れてくる必要がある。
イルカを水なしの場所に置くとどうなるかという点については、陸上に出ると乾燥ダメージを受け続けて徐々に弱り、最終的に死亡する。移動中も水路を確保しながら運ぶ必要がある。
イルカを飼うメリットは何かという問いについては、観賞目的が主になる。実用面では野生のイルカでも海洋構造物の発見や移動速度バフの恩恵を受けられるため、必ずしも飼育する必要はない。拠点に水族館を作って身近にイルカを置きたいという観賞目的が、飼育する一番の動機になる。
イルカの飼育は呼吸の確保と水深の両立という条件さえ守れば成立する。完全に囲った水槽ではなく、水面が開いた広い水場を用意することが何より大切だ。手間はかかるが、拠点の水族館でイルカが泳ぐ光景は、その手間に見合った満足感がある。
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