ギルドは自警団の詰所にある
槍術士。読みはそうじゅつし。
両手槍を振り回す近接クラスで、レベル30から竜騎士になります。
場所はグリダニア旧市街
槍術士ギルドがあるのは、グリダニアの旧市街。
正式には鬼哭隊屯所という施設で、旧市街の東桟橋そばに建っています。
ここ、ただの道場ではありません。
鬼哭隊は、槍で武装した自警団。神勇隊とともにグリダニアの治安を守っている組織です。その屯所が、そのまま槍術士ギルドを兼ねている。
つまり入門するというのは、警備隊の訓練場に混ざるということ。ざっ、ざっ、と隊士たちが体を動かす音が響く場所です。
転送網で槍術士ギルド前へ
行き方は簡単。
エーテライトのグリダニア:新市街から、都市転送網で槍術士ギルド前へ飛んでください。そこから徒歩一分。
受付にいるのが、ジリアン。ここは槍を扱う技術はもちろん、いかなるときも揺るがない勇気を磨く場所だと説明してくれます。
そして奥の稽古場にいるのがギルドマスター、イウェイン・ディープウェル。鬼哭隊を退いたのち、後進の育成にあたっている人物です。
両手槍という武器の性格
近接物理のDPS
槍術士は近接物理のDPS。攻撃役です。
タンクのように敵を引きつける役でも、ヒーラーのように支える役でもない。前に出て殴る。
そのぶん、パーティで動くときは順番が決まっています。タンクが先に殴って敵視を確保してから攻撃に入る。ここを守らないと、自分に殴られに来られます。
立ち位置で威力が変わる
このクラス最大の特徴が、位置取りです。
槍術士のアクションには、敵に対してどこに立っているかで威力が変わるものがある。
敵が向いている方向が正面。その反対が背面。横が側面。
同じボタンを押しても、立っている場所によって出る数字が変わる。押す順番だけ覚えても、足が動いていなければ本領を発揮できない。
ここが、他のクラスとの手触りの違いです。
レベル30で竜騎士になる
跳ぶジョブへの入口
槍術士でレベル30に到達すると、竜騎士への道が開きます。
竜騎士は跳躍系のアクションを主軸にした近接DPS。離れた敵へ跳んで攻撃し、元の位置に戻ってくる。
しかも一部のジャンプ中は、床に展開される範囲攻撃を回避できます。避けながら殴る、が成立する瞬間がある。
初めて成功したときの気持ちよさ、これはぜひ味わってほしい。ひゅっと浮いて、どすん、と落ちる。
シリーズ皆勤賞という肩書き
竜騎士はファイナルファンタジーシリーズの常連ジョブです。
槍と跳躍。この組み合わせを見た瞬間に、あのジョブだと分かる人は多いはず。
FF14の竜騎士も例外ではなく、ダイナミックな動きとFF14の世界観に深く食い込んだストーリーで、根強い人気を持っています。
ただし注意点も。近接DPSなのでボスに張りつく必要があるし、コンボが多段なので、避けながら維持し続ける集中力が要る。そしてジャンプ中の操作ミスで位置がずれると、途端に殴れなくなる。
見た目の派手さと、実際の難しさが両方ある。そういうジョブです。
側面に回れずに削られた話
正面で殴り続けた
僕が槍術士を触り始めたころの話をします。
近接をやるのが初めてで、とにかく必死でした。コンボの順番を覚えて、ボタンの位置を覚えて、それだけで手一杯。
だから、ボスの真正面にずっと立っていた。
避けるべき攻撃は避けます。範囲が出たら逃げる。でも戻ってくる場所は毎回、真正面。
殴っている実感はありました。攻撃は当たっているし、コンボも繋がっている。
ログを見て気づく
違和感が出たのは、他の近接と同じダンジョンに入ったときでした。
明らかに向こうのほうが速い。
(腕の差か)
そう思って、少し落ち着いてからログを見返しました。そして気づく。
僕が出していた数字が、想定より一段低い。同じアクションなのに。
側面と背面。位置による威力補正を、まったく取れていなかった。
ログを二度見しました。
足で稼ぐという発想
そこから、意識が変わりました。
攻撃を押す前に、まず立ち位置を確認する。ボスの向きを見る。回り込む。
慣れないうちは大変です。移動しながらコンボを繋ぐのは、頭の処理が二つ増える感覚。
でも回れるようになると、同じボタンから返ってくる数字が変わる。
指で稼ぐんじゃない。足で稼ぐ。
このクラスの根っこにある考え方を、僕はログを見返した夜にようやく掴みました。
序盤のレベル上げ手段
Lv1ではIDに行けない
始めたばかりのころ、どうやってレベルを上げるかも書いておきます。
槍術士になった直後はレベル1。この段階ではインスタンスダンジョンに入れません。
だから最初は、討伐手帳の対象を倒すか、ギルドリーヴを回すか。地道な手段になります。
討伐手帳とリーヴとF.A.T.E.
レベル10前後になったら、F.A.T.E.にも参加してください。
フィールドで発生するイベントに飛び込むだけで経験値が入る。街の外を移動していれば自然に遭遇します。
そしてレベル15。ここでストーリーの流れから、初めてのインスタンスダンジョンであるサスタシャ浸食洞に行けるようになります。
ここからは、パーティで動く前提の立ち回りに切り替わる。ひとりで戦っていたときの癖が抜けないと、少し戸惑うはずです。
このギルドが掲げているもの
ここから先は、槍術士のクラスクエストの内容に触れます。まだ見ていない人は、この見出しを飛ばして最後の章へどうぞ。
勇気を磨く場所という説明
受付のジリアンは、このギルドを勇気を磨く場所だと説明します。
ギルドマスターのイウェインは、槍術を切り拓く力として捉え、鍛錬にあたっている。
前へ進む力。道を開く力。それが槍術士に与えられたテーマです。
看板としては、実に真っ直ぐ。
それでも届かなかった話
ところが、クラスクエストで語られるのは、その真っ直ぐさが通用しない世界のほうでした。
フールクという人物が出てきます。ギルドを深く憎んでいる男。
その理由として語られるのが、貧困と差別。
勇気で越えられるものではありません。訓練で身につく力でもない。
そして物語は、かなり後味の悪い終わり方をします。高い崖の上での出来事。しんとした空気だけが残る。
主人公は手を下していない。それでも、何かを終わらせてしまった感触が残る。
跳ぶことを教わるクラスの入門編に、跳べなかった人の話が置かれている。
この配置、偶然ではないと思うんですよ。
跳ぶ前に、足場を見る
槍術士から竜騎士へ。ここまでの道のりを整理します。
グリダニア旧市街の鬼哭隊屯所で入門する。討伐手帳とリーヴとF.A.T.E.でレベルを上げる。レベル15でサスタシャへ。そしてレベル30で竜騎士になる。
技術面の要点はひとつだけ。立ち位置を見ること。
正面に立つか、側面に回るか。それだけで結果が変わる。ボタンの押し方より先に、足の運び方を覚えたほうが伸びます。
そして僕がこのクラスで一番覚えているのは、実は華やかなジャンプではありません。
崖の上のあの場面です。
派手に跳ぶジョブほど、地面のことを考えさせられる。イウェインの言う切り拓く力の意味を、僕はまだちゃんと言葉にできていません。
まずはギルドの扉を開けてみてください。稽古場では、今日も誰かが腕立て伏せをしています。
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