同じ相手を五回狩った。全部討伐した。それでも目当ての石が一個も出ない。
倒し方が悪いわけじゃない。倒していること自体が間違いなんだ、と気づくまでにずいぶんかかった。
討伐しても出ない素材
まず基本のデータ
名前の読みはようがんかい。レア度は4で、所持できる上限は99。売値は500台の後半あたり。
数字だけ見れば、特別に希少な部類ではない。上位の狩りで普通に流れてくるはずの素材、という位置づけに見える。
だからこそ厄介なんだ。レアだから出ないのではなく、出る場所が違う。この勘違いが遠回りを生む。
通常の剥ぎ取りでは出てこない
まず前提を書く。この素材、討伐後の剥ぎ取りには含まれていない。何度ナイフを入れても現れない。
普通の素材集めの感覚で狩り続けていると、永遠に空振りする。ここが最初の落とし穴。
捕獲報酬でもない
じゃあ捕獲かと思うだろう。それも違う。捕獲したときの報酬枠にも入っていない。
つまり、狩りを綺麗に終わらせても手に入らない。終わり方をどう工夫しても解決しないタイプの素材だ。
答えは戦闘の途中にある
正解は、相手が生きているうちに掘ることだ。ダウンを取って、動けなくなった背中に取りつく。そこにだけ、この石は埋まっている。
だから求められるのは討伐の速さじゃない。ダウンをどれだけ量産できるか。発想を切り替える必要がある。
背中を掘るという手順
ダウン中だけの短い窓
掘れるのは、相手がダウンしている間だけ。起き上がったら終わり。
この窓は長くない。ダウンを確認した瞬間に走り出し、位置に着いて、掘り始める。もたつくと一回分ごっそり損をする。
背中、あるいは前脚のあたり
狙う場所は背中まわり。前脚の付近からでも掘れるという報告がある。
慣れないうちは、どこに立てば反応するのか迷う。数回やれば体が覚えるので、最初の一回は焦らず位置を探ってほしい。
回数を増やす仕掛け
通常だと三回まで掘れる。ただし、剥ぎ取り回数を伸ばす効果を持つ装備を着ていれば、四回に増えるという話もある。
一回のダウンで一個多く取れるということは、周回全体で見れば数割の差になる。長丁場を覚悟しているなら、装備側から詰めておく価値がある。
周回の組み立て
使うクエストを決める
効率を求めるなら、フリークエストの★7にある火山まわりの依頼が定番だ。目当ての相手が確実に出てくる。
受注したら、まずキャンプの位置を確認する。目的地までの距離が短いほど、一周が軽くなる。
ダウンをどう作るか
ここが技術の見せどころ。狙うのは、相手が回転しながら突っ込んでくる場面だ。
その動きに合わせて、現地に落ちている爆発する結晶をぶつける。うまく当たればドスンと転倒する。あとは駆け寄って掘るだけ。
結晶は事前に拾って持っておく。準備なしで挑むと、ダウンを取る手段がないまま追いかけ回すことになる。
ダウンの作り方は一つではない
現地の仕掛けに頼らない方法もある。落とし穴、しびれ罠、あるいは頭部への打撃で気絶を狙う形。
要は動きを止められればいい。武器の種類によって得意な手段が違うので、自分の主武器と噛み合うやり方を一つ持っておくと安定する。
逆に言えば、ダウンを取る手段をまったく持たずに出撃すると、この素材は集まらない。装備を組む段階から意識しておきたいところだ。
移動されたら潔く帰る
もうひとつ大事なのが引き際だ。相手が別のエリアへ移動したら、追いかけずにクエストを終える。
追跡している時間は完全に無駄になる。帰還して受注し直したほうが、次のダウンまでが速い。この割り切りができるかどうかで、時間あたりの収穫が変わってくる。
別の舞台という手も
闘技場を使う手法も語られている。姿を消す仕掛けを使いながら落石でダウンを取り、掘って帰る。この繰り返し。
フィールドを走り回る必要がないぶん、動線が短い。合う合わないがあるので、両方試してみるといい。
討伐を繰り返して集まらなかった話
全部きれいに倒していた
俺は最初、この素材を集めるのに完璧な狩りをしていた。
素早く追い詰めて、部位を壊して、討伐して、丁寧に剥ぎ取る。ハンターとしては模範的な動きだったと思う。
出ない。一個も。
報酬画面を何度も見返した
三回目あたりで、確率が渋いだけだろうと考えた。五回目で、さすがにおかしいと感じ始めた。
報酬画面をガンガンスクロールして、素材の名前を目で追う。ない。剥ぎ取り欄にもない。
え、そもそも出ないやつなのか?
はぁ、と息が漏れた。上手く狩れば狩るほど遠ざかっていたわけだ。
掘った瞬間に理解した
調べ直して、ダウン中に掘るという一行を見つけた。半信半疑で試して、結晶をぶつけて、倒れた背中に取りつく。
ゴリッと手応えがあって、目当ての石が出た。あっけない。
同時に、それまでの五回が何だったのかと思った。効率のいい狩りをしていたつもりで、必要な工程を一度も踏んでいなかった。
覚えたのは仕様を疑う癖
以来、素材が出ないときは真っ先に入手方法の欄を確認するようになった。剥ぎ取りなのか、部位破壊なのか、落とし物なのか。
同じモンスターから取れる素材でも、経路はばらばらだ。ここを揃えて考えていたのが、そもそもの間違いだった。
補助的な入手経路
落とし物
戦闘中に相手が落としていく分にも含まれている。しかも確率はそこそこ高い。
つまり、ダウンを狙って動き回っているだけでも、副産物として溜まっていく。地面が光ったら拾う。この基本を怠らないでほしい。
クエスト報酬と調査枠
討伐対象になっているクエストの報酬にも入っている。フリークエストの基本報酬に含まれる場合もある。
調査クエストなら特別報酬の枠が使える。枠の色が良ければ、一度に複数個まとまって出ることもある。ここは他の素材集めと同じ考え方だ。
相棒に任せる
見落としがちなのが、連れているオトモの装備だ。ぶんどり系の武器を持たせておくと、この石を落とす確率が上がるとされている。
突撃で奪う場合と、投げつけて落とさせる場合で確率が違うという検証もある。掘るのに集中している間、相棒が勝手に稼いでくれるなら文句はない。
もう一体の供給源
供給元は一種類だけではない。溶岩に潜むもう一体の大型からも、落とし物として手に入るという情報がある。
普段からそちらを狩る用事があるなら、意識して地面を拾っておくといい。専用に周回するほどではないが、ついでの回収は積み重なる。
どの相手からどの経路で出るのか。これを頭に入れておくと、日々の狩りが素材集めを兼ねるようになってくる。
使い道と数の目安
火属性まわりの装備に
用途は主に、火に関わる武器や防具の生産と強化。所持上限は99まであるが、そこまで必要になる場面は少ない。
作りたいものを先に決めて、必要数を書き出してから走り出すこと。これは他の素材でも同じだが、掘る手間が特殊なぶん、この確認が効いてくる。
売値もそこそこ
余った分は売却してもいい。一個あたりの単価は悪くない。
ただし、後から追加で必要になる可能性を考えると、数個は残しておくのが無難だろう。また掘りに行くのは、正直だるい。
素材集めは狩りの上手さで決まらない。仕様を知っているかどうかで決まる。五回分の討伐を無駄にした人間が言うのだから、間違いない。
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